【MLB】「失望した」大活躍の大谷選手がブーイングを受けた意外なワケ

日本時間5月16日のオリオールズ戦に先発登板した大谷選手！この日エンゼルスはオリオールズに勝利しており、大谷選手も5勝目をあげています。そんな大活躍中の大谷選手ですが、彼はこの試合でブーイングを受けるシーンがあったことをご存じでしょうか？今回は、大谷選手がブーイングを受けた意外なワケを確認していきます。

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目次
オリオールズ戦の大谷選手はピッチングの不調をバッティングでカバー
オリオールズ戦のピッチャー大谷は3本のホームランで5失点の大乱調
オリオールズ戦のバッター大谷は4安打3打点1ホームランの大活躍
史上初の偉業目前大谷選手の6打席目に注目があつまる？
ピッチャーのサイクル安打はメジャー史上初の大記録
ピッチャー大谷は過去にサイクルヒットの偉業を逃したことがある？
先発ピッチャーの1試合で5度の出塁はメジャーリーグで59年ぶり
「失望した」大活躍の大谷選手がブーイングを受けた意外なワケ　まとめ
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オリオールズ戦の大谷選手はピッチングの不調をバッティングでカバー

大谷選手がブーイングを受けたのは、彼が先発登板した5月16日のオリオールズ戦のことでした。この日、大谷選手に一体何があったのでしょうか？ここでは、大谷選手の5月16日オリオールズ戦の成績を振り返ります。

オリオールズ戦のピッチャー大谷は3本のホームランで5失点の大乱調

5月16日の大谷選手の成績は、7回98球4被安打2死四球5失点と決して良い内容ではありませんでした。では大谷選手の失点シーンを詳しく見ていきましょう。

2回：2死1塁の場面で真ん中のスライダーを2点本塁打
3回：2死1塁の場面で真ん中のスライダーを2点本塁打
5回：2死ランナー無しの場面で真ん中の直球を本塁打

このように大谷選手は5回までに5失点しており、全て真ん中の球を本塁打されていることがわかります。

しかし5回以降の大谷選手は投球の安定感を取り戻しており、約100球をむかえる7回までは以下の内容でした。

6回：三者凡退
7回：無安打1四球

このように、6回と7回の大谷選手はオリオールズ打線から安打を許していないことがわかりますね！また、この日のエンゼルス打線は5回までに9点を奪っており大谷選手の5失点をカバーしています。

オリオールズ戦のバッター大谷は4安打3打点1ホームランの大活躍

では、大谷選手の打者成績はどうだったのでしょうか？5月16日オリオールズ先発のロドリゲス選手を打ち崩し、最終的に5打数4安打1本塁打3打点の大活躍を見せています。この日の大谷選手の具体的な内容は以下です。

1打席目：四球
2打席目：右安
3打席目：3点右中本塁打
4打席目：右3塁打
5打席目：二ゴロ
6打席目：左安

また、エンゼルスは4回に大谷選手の3点本塁打を含めて5点を奪っており勝負を決定づけていました。

このように5月16日の大谷選手は投手成績こそあまり振るわない結果でしたが、自分の投球結果をバットでカバーする活躍を見せたことがわかります。さらに大量の援護点をもらった6回以降の投球はオリオールズ打線をノーヒットで抑える要所を締めた内容でした！そのため、この大谷選手の活躍にブーイングが起こるのは少しオーバーだと感じますね！

史上初の偉業目前大谷選手の6打席目に注目があつまる？

5月16日のオリオールズ戦で5勝目をあげた大谷選手。投手成績はあまり振るわなかったものの、打者として大活躍したことがわかりましたね！ではそんな大谷選手は、この試合のどこでブーイングを受けることになるのでしょうか？ここでは、5月16日オリオールズ戦の成績を振り返りながらブーイングの理由を確認していきましょう。

ピッチャーのサイクル安打はメジャー史上初の大記録

実は、大谷選手が5月16日のオリオールズ戦で大記録目前まで来ていたことに気づきましたか？大谷選手の打者成績をもう一度おさらいすると、2打席目に右安・3打席目に本塁打・4打席目に3塁打を記録しています。そして、大谷選手が残りの打席で2塁打を打つとサイクルヒットを達成することがわかりますね！また長いメジャーリーグの歴史でも投手でのサイクルヒットの記録は無く、史上初の快挙目前だったことがわかります。

その後、5打席目を二ゴロで打ち取られた大谷選手。しかし彼の見せ場はまだ続き、9回2死1塁の場面での6打席目！2球で追い込まれた後の3球目に大谷選手は、外側の直球にバットを上手く合わせレフト前に落とします。ここで地元放送局の実況者は、最も失望した4安打目と話すなど惜しくも快挙を逃した大谷選手にブーイングに近い感情をあらわにしていました。ヒットを打ってブーイングとは大谷選手の凄さと期待の裏返しなのでしょうね。

ピッチャー大谷は過去にサイクルヒットの偉業を逃したことがある？

大谷選手は今年の4月27日に先発登板したアスレチック戦でも投手としてのサイクルヒット記録を逃しています。この日の大谷選手は、安打・2塁打・3塁打を放ちサイクルヒット達成まであと一歩！しかし、大谷選手の最終打席は中飛に抑えられ大記録にはなりませんでした。ちなみに大谷選手は2019年に3番DHで出場したレイズ戦でサイクルヒットを達成しており、サイクルヒットが打てる力を持っていることがわかります。

先発ピッチャーの1試合で5度の出塁はメジャーリーグで59年ぶり

5月16日のオリオールズ戦で大谷選手は、投手でのサイクルヒットという偉業は逃したものの1つの大記録を残していたことはご存じでしょうか？この日、先発投手として5打数4安打1四球と5度出塁した大谷選手！球団によると、先発投手の5出塁は1964年9月にヤンキースのストットルマイヤーさんが記録して以来メジャーリーグで59年ぶりだと言います。ちなみに当時、ストットルマイヤーさんは9回2被安打で完封勝利をおさめたそうです。