先日Googleから発表され、圧倒的なコストパフォーマンスで注目を集めている「Pixel 7a」。現状でも十分魅力的な「Pixel 7a」ですが、今年10月に登場する見込みの「Pixel 8」を待つのも手かもしれません。
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「Pixel 8」に関する確定的な噂はまだ少ないものの、いくつかの期待できるリークは登場しています。
「Pixel 8」に搭載される「Tensor G3」は、前モデルよりも性能が飛躍的に向上する可能性があることを示唆するいくつかの証拠が登場しています。
Android 14の最初の開発者プレビューでは、”Advanced Memory Protection “と呼ばれるものが言及されています。これは、ネイティブのプログラミング言語でメモリを扱う際のエラーを防ぐものです。Pixel 7ファミリーはこの機能を扱うことができない。Google が Android 14 のフラッグシップモデルで Advanced Memory Protection を提供するために、少なくとも ARMV8.5 の CPU コアにジャンプする可能性は非常に高いです。
— 出典:Android Authority
「Tensor G3」は、AppleのAシリーズのようなハイエンドチップと直接競合する設計にはなっていないようですが、少なくともその差は少し小さくなる可能性はあります。また、機械学習やAI技術に関しても向上が期待できそうです。
Androidに詳しいリーカーのクバ・ヴォイチェホフスキ氏によると、「Pixel 8」シリーズはのカメラはスタッガードHDR技術に対応する可能性があるとのこと。
スタッガードHDRとは、3つの別々の露出を連続して撮影し、最終的により高品質な写真のためにそれらを合成する技術です。これにより、通常のHDR+方式に比べ、より豊かなディテールやより鮮やかな色彩を実現します。
「Pixel 6」と「Pixel 7」のGN1カメラはこの技術に対応していませんが、新しいIsocell GN2センサーはこの技術に対応しています。もちろん、Googleがこのセンサーを搭載するとは限りませんが、少なくともGoogleが2世代ぶりにより新しいセンサーを搭載する可能性は高いようです。
「Pixel 8」はデザインは変わらないものの、サイズがより小さくなると噂されています。Onleaks氏のによるリークでは、「Pixel 8」の寸法は150.5 x 70.8 x 8.9mmとされており、「Pixel 7」の155.6 x 73.2 x 8.7mmから顕著に小型化しています。
またレンダリングでは、背面のカメラバーに微妙な変更があり、カメラフラッシュの下に追加のセンサーが搭載されていることが分かります。
「Pixel 7a」の価格は前モデルよりも上昇しており、上位モデルとの差は縮まっています。「Pixel 8」が前モデルと同じ価格であれば、差額は1.3万円程度でより高性能な「Pixel 8」を手に入れられるかもしれません。
ただし「Android Authority」は、「Pixel 7a」は前モデルより価格が上がったため、その差を大きくするために「Pixel 8」を700ドル(約9.5万円)程度まで値上げする可能性もあると指摘しています。とはいえ、これは確かなことではなく、「Pixel 7a」と「Pixel 8 Pro」の間の価格的なポジションを狙ってくる可能性もあります。
Googleは新モデルの発表前後で、前モデルの割引を行うことがよくあります。「Android Authority」は、「Pixel 8」が登場する直前か直後に、「Pixel 7a」も大きな値下げがあるかもしれないと指摘しました。
もちろん、「Pixel 7a」は現時点でも非常にコスパで優れており、すぐに買っても損することはありません。しかし、急ぎでないのであれば「Pixel 8」の登場まで様子を見て、良いタイミングで購入するのも賢い選択かもしれません。
オリジナルサイトで読む : AppBank
Google「Pixel 7a」を買うのは〝あと5ヶ月〟待ったほうがお得