中国で巻き起こる愛国的な消費ブーム（国潮）の影響で、「Kビューティ」が苦戦しているとの報告があります。今年の1月から3月の期間に、中国人によるオンライン免税店を通じた韓国製化粧品の総購入額は、昨年同期比で約3分の1まで減少したことが明らかになりました。
「国潮」は、中国文化と流行を意味する「国」と「潮」から成る合成語で、中国で巻き起こっている国産品愛用運動を指します。愛国主義教育を受けてきた中国のMZ世代（1980年代初めから2000年代初めに生まれた世代）がこのブームを主導しています。
このような消費トレンドの影響で、韓国製化粧品やその他の消費財の売上が厳しさを増しています。一方で、中国製品の購入が増加していることが報告されています。
これにより、eマーケットプレイスにおける韓国と中国の輸出・輸入パターンは大きく変化しています。今年の1月から3月の期間に、中国へのオンライン直接販売による売上が大幅に減少し、一方で中国からのオンライン直接購入が昨年同期比で約2倍に増加しました。
新型コロナウイルスの影響が終わり、消費パターンがどのように変化するのか、韓中関係がどうなるかによって、両国のオンライン消費パターンに影響が出ると考えられています。
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2023/05/15/2023051580005.html
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