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2022年9月に即位したチャールズ国王の戴冠式が5月6日、イギリス・ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われた。
君主の即位を国内外に伝える、故エリザベス女王の式から70年ぶりの伝統行事。
主役のチャールズ国王と並んで注目を集めたのが、5歳の孫ルイ王子だ。
ウェストミンスター寺院での戴冠式後、バッキンガム宮殿に移動した王室一向。国王らを見ようと宮殿前の広場に集まった大観衆を前に、国王夫妻やウィリアム皇太子夫妻、その子どもら王室メンバーがバルコニーに姿を見せた。
この日のロンドンはあいにくの雨だったようで、ルイ王子は両掌を空にむけてみたり、目の前の台でピアノを弾くような仕草を見せてみたりと、少し落ち着かない様子。
目をつぶって両手を突き出した後、天を仰ぐような仕草もあった。
イギリス軍による儀礼飛行や、空軍のアクロバット飛行隊「レッドアローズ」のパフォーマンスが披露され、一同は様子を見守った。
その最中、ルイ王子は上の方を見ながら叫んでいるような姿や、怪訝な顔つきを見せた。それに気づいた姉シャーロット王女や母キャサリン妃は、隣で微笑んで見守っていた。
ルイ王子はそれでも時折り、聴衆に向けて手を振り、しっかりと公務を果たしていた。
ルイ王子が、このような形で“主役の座”を奪うのは今回が初めてではない。
2022年には、曽祖母にあたる故エリザベス女王の即位70周年を記念する祝賀行事「プラチナ・ジュビリー」で、豊かな表情で注目の的となっていた。
今回と同様、上空を飛ぶイギリス空軍の飛行機をバッキンガム宮殿のバルコニーから見ていたルイ王子は、音がうるさすぎたのか両耳を塞ぎ、大声で叫んでいる様子が捉えられていた。
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ルイ王子、チャールズ国王の戴冠式で注目をさらう。豊かな表情や仕草に周囲もにんまり