6日(土)の0時12.1分に半影食が始まり、2時22.9分に食の最大を迎えて、4時33.8分に半影食が終わる予想です。
月食は、太陽と月の間に地球があり、月が地球の影に入ることによって起こる天文現象です。地球の影には、太陽光がほぼ遮られる濃い影である「本影」と、本影を取り囲む薄い影である「半影」があります。
「半影月食」は地球の薄い影に入る現象です。今回は月が地球の本影にかなり近づきます。普段の半影月食では、月の明るさの変化を眼視で把握することは難しいですが、今回は月の上部が暗くなっている様子が分かるかもしれません。
今年の10月29日(日)明け方には「部分月食」もあります。
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
The Old Farmer’s Almanacによると、アメリカでは多くの花が咲くことにちなんで、5月の満月を「フラワームーン(Flower Moon/花月)」と呼ぶことがあるそうです。
放射点(※)は午前1時頃に空に昇ってくるため、流星群が見え始めるのは日付が変わってからの見込みです。今回は7日(日)の未明から明け方が一番の観測チャンスとなります。
今年の極大時刻は0時頃で、放射点が空に昇ってくる頃に近い時間帯です。ただ、6日(土)未明に満月の瞬間を迎えたばかりの月があるため、月明かりの影響を大きく受けます。
アストロアーツによると、見晴らしの良い所で1時間あたり5個程度の流星を見られる予想とのことです。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点のことを差します。
13日(土)22時54分頃には、月が土星に最接近します。月と土星が空に昇る14日(日)未明から明け方が、接近した様子を楽しむチャンスです。夜更かしをするか早起きをして、月と土星の接近をお楽しみください。
▼14日(日)に昇る時刻(東京)
月 1:38、土星 1:18、太陽 4:37
22日(月)~25日(木)にかけて、細い月が金星と火星の近くを通過していきいます。月は23日(火)に金星と、24日(水)に火星と接近するため、日が沈んだあとの西の空に注目です。
▼沈む時刻(東京)
・23日(火) 月 22:20、金星 22:15、火星 23:03
・24日(水) 月 23:03、金星 22:15、火星 23:01
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ゴールデンウィーク(GW)後半は流星群の出現がピーク。日本全国で半影月食も