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待ちに待ったゴールデンウィーク(GW)。
山登り、キャンプ、バーベキューなど楽しい行事が目白押し、という人も多いかもしれない。
しかし例年、登山中の遭難など事故も発生しているほか、突然大きな災害に見舞われる可能性もゼロではない。
備えあれば憂いなし。 自分や周囲の助けになる“ライフハック”を、警視庁災害対策課が発信している。
警視庁災害対策課は5月2日、Twitterで次のように発信した。
「明日から大型連休。遠出する方も多いのでは。山登り派は、ヘリコプターに光シグナルを送る方法を覚えておくと安心です。キャンプ派には、道具を使わず袋を閉じる方法をオススメします。外出時は、潰したトイレットペーパーを持ち歩くと便利かも。防災ボトルも忘れずに。ではいってらっしゃ~い」
そして、ツイートには、過去に反響があったライフハックのツイート画像を4枚添付していた。
では、一つずつ見てみよう。
一つ目は、「ヘリにシグナルを送れ」。
もしも山岳遭難した際は、救助用のヘリコプターに自分を見つけてもらわなければならない。
救助隊員に次のようなシグナルを送ると、見つけてもらいやすくなる。
まず、片手でピースサインをつくる。そして、ピースサインでできた指の間に上空のヘリコプターを入れ、もう片方の手に持った鏡でピースサインに光が当たるように反射させる。
こうすることで、ヘリにSOSを送ることができるという。
二つ目は、「道具を使わずに袋を閉じる方法」。
まず、袋の両端を斜めに折り、裏側に折り返して台形のような形を作る。そのまま巻くように数回折った後、裏返しにしてできた三角形の空間に指を入れ、裏側に返す。
すると、逆さにしても中の物がこぼれない袋が完成する。
テープや輪ゴムを使わずに袋を閉じれるため、避難所や移動中に活用できる。
三つ目は、「トイレットペーパーを持ち歩こう」。
外出時、トイレなどで「ポケットティッシュの量では足りない」といった場面に直面したことはないだろうか。
トイレットペーパーをティッシュ代わりにすれば、こういった悩みを解決できる。
まず、トイレットペーパーの芯をぬく。すると、中心からスルスルと紙を引き出せるようになる。
これをジッパー付きの袋に入れることで、外に持ち出しても雨に濡れずに持ち運ぶことができる。
最後は「『防災ボトル』を作ってみた」だ。
まず必要なのは500mlのウォーターボトル。そして、そのボトルの中に次のようなものを入れておけば、防災ボトルの完成となる。
1.ホイッスル
2.圧縮タオル
3.エチケット袋
4.ミニライト
5.ビニール袋
6.常備薬
7.ばんそうこう
8.アルコール消毒綿
9.ようかん
10.現金
いつ、どこで起きるかわからない災害。このような防災ボトルを常に持ち歩くことで、備えることができる。
このツイートには「緊急連絡先のメモも入れておくといいですね」「子どもに持たせるのもいいかも」と、自分なりの工夫をリプライで伝える人もいた。
警視庁災害対策課は、これ以外にも災害時に役立つ情報を数多く発信している。
今回のまとめツイートには、「むちゃくちゃタメになります!登山好きな私としては必ず覚えます!」や「遠出の際には備え」、「山登りには鏡を持参!」といった反響があった。
楽しく、安全にGWを過ごすためにも、「もしも」の時に対応できるライフハックを参考にしてみてはいかがだろうか。
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ゴールデンウィークの「万が一」に備えるライフハック、警視庁が公開。「むちゃくちゃタメになります!」と反響