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アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館で5月1日、毎年恒例のファッションの祭典MET GALA(メットガラ)が開催された。
2023年のメットガラのレッドカーペットで注目されたのが、白い猫だ。
ジャレッド・レトは白猫のコスチュームで登場。リル・ナズ・Xやドージャ・キャットも猫をイメージしたと思われる衣装やボディペイントを披露した。
この白猫は、シャネルのクリエイティブ・ディレクターやフェンディのデザイナーなどを務めたカール・ラガーフェルド氏が溺愛していた猫のシュペットだ。
2023年のメットガラのテーマは「カール・ラガーフェルド:美のライン」。ファッションの世界に大きな影響を与えたラガーフェルド氏の功績を讃える今回のメットガラに、シュペットが参加するかに注目が集まっていた。
しかしシュペットは開催に先立ち、「たくさんの人たちが#METGALA2023で父へのトリビュートとしてレッドカーペットを歩くよう私を誘ってくれましたが、私たちは家でゆっくり過ごすことにしました」とInstagramで伝え、出席しない意向を明かした。
AP通信によると、シュペットは2011年8月15日生まれで、元々はラガーフェルド氏の友人でモデルのバティスト・ジャビコーニ氏が飼っていた。
しかし、2週間の休暇のためにラガーフェルド氏に世話を頼んだのが、運の尽きだった。
休暇が終わった時にはラガーフェルド氏は、シュペットを返すことを拒否。ラガーフェルド氏は2018年に「彼が帰ってきたとき、猫は戻らないと伝えて、この天才的な生き物を手元に置くことにしました」とThe Cutに述べている。
ラガーフェルド氏は、シュペットにメイドやボディガードをつけ、カスタムメイドのルイ・ヴィトンのキャリーバッグや銀の食器などを与えて、世界的なスターにした。
シュペットが2014年に稼いだ年収は240万ユーロ(3.1億円)といわれている。
そうやってラガーフェルド氏が与えた世界的な名声がシュペットを幸せにしたかどうかはわからないが、近年は同氏のハウスキーパーだったフランソワーズ・カコート氏と一緒にパリで暮らしている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
メットガラに巨大な白猫が出現。にゃんだこりゃ?