4月23日に行われたヤクルトスワローズ戦。巨人の横川凱投手が嬉しいプロ初勝利を果たしました! プロ5年目にして手にした勝利。今回は横川投手のこれまでの経歴やこれから期待される活躍ぶりについてご紹介します! 巨人に頼りになる新たな戦力が現れたようです!
ここからは横川投手についてこれまでの経歴や、選手としての特徴についてご紹介します。これから活躍が期待される横川投手! 以前はどのように過ごしていたのでしょうか?
横川凱投手は2000年8月30日生まれの滋賀県米原市出身の投手です。2018年に行われたドラフト会議にて読売ジャイアンツにドラフト4位で入団しました。
横川投手の秀でた躍動ぶりは中学生の頃から目立っていたのです。米原市立大東中学校時代は、ボーイズリーグ選抜に選ばれるほど実績を残していました。その後、大阪桐蔭高等学校に進学。根尾昂投手、藤原恭太選手、柿木蓮投手らと共に甲子園春夏連続優勝に貢献した横川投手! 当時からプロスカウトから注目を集めていた横川投手ですが、「自信がなかった」とプロ志望か大学進学か悩んでいたそう。しかし大阪桐蔭高のOBの先輩に「チャンスがあるなら絶対プロに行くべき」とアドバイスをもらい、プロ入りを決意したようです!
プロ入り後は、主に2軍や3軍でプレーすることが多くありました。2年目の11月に初の1軍出場。先発を果たし、初勝利こそお預けとなったものの5回1失点と好投を見せました。2021年は1軍での登板が2試合あったものの、シーズンオフには育成契約の移行を打診されたのです。翌年の2022年の4月には支配下復帰をした横川投手。しかしオフには育成再契約となったのです。
2023年にはフォームを改造。春季キャンプ中に首脳陣から高評価を受け、再び支配下登録になりました!
横川投手の特徴は190センチの恵まれた体格! 高身長を生かした縦の角度を生かしたピッチングが魅力です。鋭い角度の投球を見た原監督は思わず「タワマンみたい」と驚きを隠せない様子でした!
球種はストレートをはじめ、スライダーやカーブ、スライダー等を操ります。奪三振率はチームの中でもトップクラスです!
先日、念願のプロ初勝利を果たした横川投手。相手のヤクルトのサンタナ選手に2ランホームランを打たれたものの、その後のピッチングは2塁すら踏ませないピッチングを見せました! ここからは初勝利までの道のりやこれから期待される活躍ぶりについてご紹介します。
実は横川投手、2022年オフに中日の涌井投手に弟子入りしていました。「球界でトップレベルのすごい選手を肌で感じてみたい」と自ら志願。涌井投手の自主トレは練習量の多さで有名です。練習は1日12時間にのぼることもあったといいます!
他にも涌井投手にはフォームの助言も受け、今シーズンはフォームを改造した横川投手。また立ち方や目線などキャッチボールから細かい指導を受けたといいます。涌井投手から学んだことをしっかりとノートに書きこんでいた横川投手。
涌井投手とのトレーニングを経て手にした初勝利。「涌井さんから学ぶことは山ほどあった。間違いなくそれが生きている」と勝利の喜びを語っていました。
横川投手の出身高、大阪桐蔭高等学校。高校の同期となる投手には現在日本ハムファイターズの柿木蓮投手や中日ドラゴンズの根尾昂投手がいます。球界でも有名な投手を抑えて横川投手は1番乗りの1軍勝利となったのです!
またヒーローインタビューでも「苦しいこともあったけど、自分を信じていろいろな人に助けられて、初勝利することができた。」以前は育成も経験し、晴れてて手にした勝利。ウイニングボールを手にして野手への感謝やこれからの抱負について目に涙を浮かべながら語っていたのでした。
今回の初勝利した試合ではバッターを攻めるピッチングができていた横川投手。バッター18人に対して、5人しか初級ボールを与えていません。ほとんどのバッターに、2球目までには追い込むピッチングをしていたのです。これからのシーズン中もこのような強気のピッチングを見せてくれることに期待が高まります!
また、横川投手のピッチングを見た野球解説者の齊藤明雄氏は「基本的に変えなくていいが、カーブをもう少し使うとストレートの威力が増して見えるようになる」とコメント。上から投げ下ろされるストレートに変化球が合わさり、更にピッチングの幅が広がることが楽しみです。
フォームを改造して1軍で存在感を見せる横川投手。ピンチの場面でも落ち着いて強気のピッチングを見せる横川投手に将来の巨人を背負う1人と期待する声も多いことでしょう!
これまで育成で悔しい時期を味わってきた分、人一倍向上心を持つ横川投手に目が離せませんね!
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【プロ野球】横川凱投手プロ初勝利!才能を開花したプロ5年目!