大谷翔平の足を引っ張る”なおエ”な展開とは?! 由来や意味を解説します
メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平。WBCでは大会MVPも獲得し、日本中を沸かせました。今回はネットやSNSで話題の「なおエ」について解説します。大谷選手とどのような関係があるのでしょうか？ 由来や意味も紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
「なおエ」とは「なおエンゼルスは試合に敗れた」の略語です。大谷翔平が投打で活躍したものの試合に敗れることが多く、ネットや記事で使用されるようになりました。大谷の降板後、後続の投手から流れが変わり打ち込まれるなんて展開も少なくはありません。勝利投手の権利を獲得したにも関わらず、結果的にエンゼルスが敗北すれば「なおエ」となります。「大谷選手は活躍したのに」といった皮肉にも聞こえちゃいますよね。
ここでは「なおエ」の例文を紹介します。使い方をマスターしたい人は参考にしてくださいね！
実は、「なおエ」にはイチローとも深い関係があります！ 皆さんは「なおマ」という言葉を知っていますか？ イチローは活躍したものの、マリナーズが試合に敗れた時に使用されていました。「なおマリナーズは試合に敗れた」という報道が由来で、「なおエ」のルーツとされています。
「なおエ」が誕生したと言われている試合は、2021年5月7日のエンゼルス対レイズ戦。この日大谷選手はスタメン出場し、4打数2安打1打点と大活躍でした。日本人メジャー最速の10号本塁打もありましたが、試合結果は3対8で敗れています。まさしく「なおエ」な展開ですよね。この試合からネットやSNSで使われ始めた可能性が高いようです。
「なおエ」を象徴する試合となったのが、2022年6月22日のロイヤルズ戦。この日は日本人メジャーリーガー最多の8打点と活躍を見せ、9回には同点3ランを放ちました。4打数3安打8打点と文句なしの成績ですが、延長の末11対12で敗れてしまいます。8打点を叩き出してもリードが奪えず厳しい展開でした。この試合結果にはファンも「なおエ」と言わざるを得ないですよね。
2022年7月9日のオリオールズ戦では3安打とチームに貢献。しかし、9回裏に打ち込まれてしまい惜しくも逆転サヨナラ負けとなりました。結果は「なおエ」ではありましたが、両者譲らない攻防はドキドキ･ワクワクを与えてくれる展開でしたね！
エンゼルスは昨季73勝89敗と、大谷の活躍がありながらも負け越す結果でした。今シーズンは「なおエを回避して欲しい！」という声がたくさん上がっています。2023年4月11日のナショナルズ戦では、「3番DH兼投手」で大谷は出場。7回まで見事に無失点で抑え、2試合連続逆転負けしていたチームの連敗を止めることに成功しました。今シーズンも「なおエ」回避を願い大谷選手を応援しましょう！
2023年4月10日のブルージェイズ戦で大谷は見事にツーランを放ち、兜パフォーマンスが話題になりました。しかし、試合は11対12と大逆転負けに終わります。この結果にネットでは「なおエ兼続」というワードが。兜に「愛」の1文字を掲げていた戦国武将･直江兼続の名前が由来になっているようです。「なおエ兼続思いついた人天才！」「今年の流行語に選ばれそう！」なんて声も上がっていました。
Twitterで検索してみたところ、実際に「なおエ」を使用しているファンがたくさんいました。皆さん「なおエ」を使いこなしているようです。それと同時に、マイナスな言葉よりも大谷選手を応援する投稿が多く見受けられました。残念ながら「なおエ」な展開の試合結果になったとしても、大谷選手の活躍には期待しちゃいますよね！
新しく誕生した「なおエ兼続」ですが、さっそくSNSで使用しているファンがたくさんいました。中には「なおエ兼続って何？」と混乱している人も。ここまで「なおエ」が知れ渡っていると、大谷選手の耳にも入っているのか気になりますよね。残念ながら「なおエ」や「なおエ兼続」に関するコメントはありませんでしたが、いつか本人の口から語られることはあるのでしょうか？ 今後に期待しましょう。
今回は「なおエ」の意味や由来などを紹介しました。今シーズンからは「なおエ兼続」も登場し注目を集めています。実際にSNSで使用しているファンが多くメディアでも浸透している言葉ですが、「なおエ」な展開に負けない試合結果を期待したいですね。今後も大谷選手の活躍に目が離せません！
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【なぜ】大谷翔平の足を引っ張る”なおエ”な展開とは?! 由来や意味を解説します