開発再開が噂されていた新型 「iPhone SE」ですが、著名アナリストのミンチー・クオ氏から最新状況についての新たなリークが登場しています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:MacRumors ,@mingchikuo
第4世代となる「iPhone SE」に関する噂は、現行モデルが2022年に発売されてからわずか数ヶ月後から流れています。当初のリークでは、この「iPhone SE」ではようやく「iPhone 8」の筐体を脱却し、新デザインになるとされていました。しかし現在、第4世代「iPhone SE」をめぐっては噂が錯綜しており、不透明な状況が続いています。
まず昨年12月末に、iPhone関連のリークで数多くの実績があるミンチー・クオ氏が「2024年のiPhone SE 4の量産計画が中止または延期された」とリーク。理由については、「中位から下位のiPhone(SE 3、13 mini、14 Plusなど)の出荷台数が常に予想を下回っているため」としています。
しかし今年2月末に入り、「iPhone SE開発計画が復活した」とリーク。クオ氏はこのモデルについて「iPhone 14」と同じ筐体を採用し、有機ELディスプレイを搭載して2024年に登場するとしており、かなり期待のできるモデルでした。
これについて海通証券のアナリスト、ジェフ・プウ氏は先日、「同デバイスの発売が2025年に延期された」と最新の状況を報告。これだけでも残念なリークなのですが、今回のクオ氏のリークで驚きの事実が発覚します。
私は以前、「iPhone SE 4」は「iPhone 14」の派生モデルになると予想した。しかし、私の最新の調査によると、この派生モデルは、Apple社内の5Gベースバンドチップ技術や量産検証のためのエンジニアリングプロトタイプである可能性が高く、量産・販売の予定はないとのことです。
なんと「iPhone SE」だと思われていたモデルは、Appleが独自開発の5Gモデムをテストするためのプロトタイプだったというのです。さらに同氏は最新のツイートで「2024年/2025年のAppleの新製品計画には、iPhone SEは入っていない」と明言しています。
2026年移行に新モデルが登場する、もしくはAppleが計画を変更する可能性はありますが、少なくともAppleは現在全く「iPhone SE」シリーズの新モデルを考えていない模様。iPhone価格の高騰が続くだけに、SEの新モデルを待ち望んでいたユーザーにとってはあまりに残念なリークです。
オリジナルサイトで読む : AppBank
iPhone SEは終わり。絶望のリーク