先日行われたスペイン国王杯の準決勝。対戦したのはレアル・マドリードとバルセロナでした。そう、エル・クラシコです!今シーズンは3度目のクラシコ。リーグ戦ではバルセロナに対して勝ち星を上げられていないレアル・マドリード。順位でも1位バルセロナ、2位レアル・マドリードとなっています。この試合はレアル・マドリードの圧勝でした!
カリム・ベンゼマが4発の大暴れでバルセロナを黙らせました!1点目はおこぼれをもらった形になり、3点目はヴィニシウスがもらったPKを蹴った形ですが、決定力はさすがというほかありません。
2点目はGKがギリギリ届かないような弾道で流し入れていましたね。ベンゼンまは最盛期といっても過言ではないくらい得点力が上がっています。
レアル・マドリードはこれまでクリスティアーノ・ロナウドが得点を量産してきましたが、ベンゼマはその時でも決して腐ることなくチームに貢献してきました。彼は今、そのぶんも爆発してる感じがします!
試合後のロッカールームの一場面。監督であるアンチェロッティが選手たちに「明日は休みだ!」と伝えると、選手たちは大喜び!何かのタイトルを獲ったのかくらいの歓喜に思わず笑ってしまいますね。いくら大好きなサッカーを仕事にしているとはいえ、休暇は誰にでもハッピー!
2022-23シーズンはバルセロナが首位を独走中です。2位はレアル・マドリード、3位はアトレティコ・マドリードが追走していますがこのままバルセロナが優勝しそうな勢いですね。
勝ち点はバルセロナ71ポイントに対し、レアルは59ポイント、アトレティコは54ポイントですからこの差はひっくり返らないでしょう。レアルは下手したら3位に降格してしまう可能性もあるため、残りの9節は全勝してもらいたいところです!
大会の正式名称は「カンペオナート・デス・パーニャ」と言われています。この大会の呼び名は1903年から1930年までは「コパ・デル・レイ」、1931年から1936年までは「コパ・デル・プレジデンテ・デ・ラ・レプブリカ」、1939年から1976年は「コパ・デル・グネリシモ」、1977年から再度、「コパ・デル・レイ」と歴史的な背景とその時の政治状況によって変化してきたようです。
(引用元:スポーツナビ公式)
政治とともに名称が変わるのは海外ならではかもしれません。日本ではスポーツの世界に政治が絡んでくることは少ないと思います。
歴史が長い分、またサッカーというスポーツが国民に根付いているからこそ、このような政治的背景を機に名称が変わるということがあるのですね。なかなか興味深い一面です。
日本でもこのような街一体となるスポーツが出てきてくれるといいですよね!
118年の長い歴史を持つ国王杯。優勝回数が多いチームはどこでしょうか。
5位:バレンシアFC(優勝回数5回)
4位:アトレティコ・マドリード(優勝回数10回)
3位:レアル・マドリード(優勝回数19回)
2位:アスレティック・ビルバオ(優勝回数23回)
1位:バルセロナ(優勝回数31回)
(引用元:ALLSTARSCLUB)
ダントツでバルセロナが優勝しています!特にここ数年はバルセロナが決勝まで駒を進めることが多く、2012-15シーズンから4年間はバルセロナが優勝を飾っていました。恐るべしバルセロナ!
準決勝はレアル・マドリードが勝ちましたが、もう一方の相手も決まっています。オサスナです。準決勝はオサスナvsビルバオでした。1stラウンドは1-0でオサスナの勝利。2ndラウンドは1-1の引き分けで合計2-1でオサスナが決勝へ駒を進めました。
国王杯では決勝へ進む確率が高いビルバオはここで敗退です。やはりカップ戦はリーグ戦と違い、何が起こるかわからないからおもしろいですよね。
オサスナは現在のリーグで8位と中間の順位。チームスタイルはハードワークでガンガン走るサッカーが特徴的。一時期は2部に降格した期間もありましたが、現在はなんとかリーガ1部で頑張っています。
オサスナに所属している選手は9割がスペイン人選手。リーガには外国人選手も多くいる中で国内選手が占めているのは凄いことですね!
コパ・デル・レイでは残念ながら準優勝止まり。ですが、久々の決勝戦ということで選手・スタッフはかなり熱が入っていることでしょう!
気になる決勝戦の日程は以下の通りです。
2023年5月6日
となっています。TV中継はWOWWOWが行うそうです。
20年ぶりに決勝の舞台に上がってきたオサスナと10シーズンぶりの決勝を戦うレアル・マドリード。両チームとも国王杯では良い成績を残せないでいました。そのため、両者ともこの試合に賭ける思いはとても強いでしょう。
気になる人はぜひご覧ください!
オリジナルサイトで読む : AppBank
スペイン国王杯準決勝!バルセロナvsレアル・マドリードの試合結果は?