プレミアリーグのブライトンで主力選手として活躍している三笘薫選手。W杯でも、三笘の1ミリのアシストが話題になりましたね。そんな三笘薫選手は、ある記録でプレミアリーグトップ5にランクインする活躍を見せています。その記録は一体どんな記録なのか?解説していきたいと思います。
三笘薫選手がプレミアリーグでトップ5にランクインした記録は、トップチャンスクリエイターです。トップチャンスクリエイターは、チャンスを作る頻度とチャンスの質をパフォーマンス指標を用いて、ベット・ビクターが全ての選手のパフォーマンスを分析。ランキング上位の選手は、高確率で質の高いチャンスを創出できる優れたプレイヤーです。そのランキングでプレミアリーグの数々の名選手より、チャンスの質を極めた三笘薫選手がトップ5にランクインしました。
ランキングトップ5の選手の90分あたりのチャンスを作った回数と90分あたりの予想アシスト数とクリエイター評価を紹介します。クリエイターの評価は10点満点です。
1位:ケビン・デ・ブライネ選手(マンチェスター・シティ)……90分あたり2.41回チャンスを作り出し、予想アシスト数は0.46。クリエイターの評価は9.9点。
2位:ブルーノ・フェルナンデス選手(マンチェスター・ユナイテッド)……90分あたり2.44回のチャンスを作り出し、予想アシスト数は0.24。クリエイターの評価は8.46点。
3位:デヤン・クルセフスキ選手(トッテナム)……90分あたり2.08回チャンスを作り出し、予想アシスト数は0.26。クリエイターの評価は8.31点。
4位:マルティン・ウーデゴール選手(アーセナル)……90分あたり1.9回チャンスを作り出し、予想アシスト数は0.22。クリエイターの評価は7.9点。
5位:三笘薫選手(ブライトン)……90分あたり1.49回チャンスを作り出し、アシスト期待値は0.25。クリエイターの評価は7.77点。
上位選手を見ても、世界で名を轟かせている名プレイヤーばかりです。下位にも、モハメド・サラー選手やジェームズ・マディソンなど各国の代表選手が名を連ねています。その中で5位の記録を残せている三笘薫選手は、世界の名プレイヤーと言える存在かもしれませんね。
三笘薫選手は、得点を決めるだけではなく、パスやドリブルで、相手選手の間を抜く技術が高いのが特徴の一つです。その技術を活かし、チームの得点に貢献しています。また、三笘薫選手は、得点関与数が多く、1試合で全ての得点に関与するプレーを見せ、マンオブザマッチに2試合連続で選出されたりと、ブライトンの攻撃の要として活躍中です。
現在、三笘薫選手は、プレミアリーグのブライトンだけではなく、日本代表としても活躍を見せています。そんな三笘薫選手のプレースタイルは、緩急のあるドリブルで相手陣内を突破、そして周りを生かすパスで得点に関与していく事です。三笘薫選手のドリブルは派手なテクニックを使うスタイルではなく、トップスピードに乗るまでの速さとドリブルに緩急をつけ、相手を抜き去っていくスタイル。また、外からの仕掛けだけではなく、ピッチ中央にドリブルを仕掛ける機会を増やし、ドリブルの幅を広げています。幅を広げる事で、相手ディフェンスが三笘薫選手を止めることができなくなり、得点に絡む機会が増えました。
三笘薫選手は、単純にドリブルで相手陣内を突破していくだけではなく、周りを活かしたパスを出せるのも魅力の1つです。以前は、1対1のプレーで抜き去るプレーが多く、対策してくる相手ディフェンスに封じられる場面が増えてきました。この時に、監督からの助言によりプレースタイルを変更。チームメイトと絡むコンビネーションが増え、得点に絡む機会が急増。これ以降、三笘薫選手がディフェンスに捕まる確率が減少していきました。相手のディフェンスが対策して捕まっても、それを上回る技術を身につけ、成長を続ける三笘薫選手。また、三笘薫選手は守備の能力も高く、ボール奪取や、最後の最後までマークを外さずにクロスをカットするなど、守備では、献身的に、プレーしています。守備でも攻撃でも突出した才能を持っている三笘薫選手が、今後プレミアリーグでどんなプレーを見せてくれるか楽しみですね。
トップチャンスクリエイターとして質の良いチャンスを高い確率で作り出す事が出来る三笘薫選手。得点に関与するプレーが増えてきており、チームにとって欠かせない選手へと成長しています。さまざまな変化に対応し、適宜プレースタイルを変える事でプレミアリーグで上位に入る選手になれたのだと思いました。そんな、三笘薫選手が、プレミアリーグだけではなく、日本代表でも今まで培ってきたプレースタイルで、勝利に貢献できる活躍を見せて欲しいです。
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【海外サッカー】三笘選手が“ある記録”でトップ5入り!! 一体なんだ…!?