お坊さんが若者の悩みに寄り添った法話の動画を投稿しておりTikTok上で話題となっています。投稿しているのは、群馬県安中市にある曹洞宗「雲門寺」の古溪光大さん。古溪さんは「仏教をもっと身近に」をテーマにさまざまなSNS活動を行っており、既存の枠に捉われることなく様々な視点で活動中です。そんな古溪さんの動画に感嘆する声も多く「名言」「涙が出た…」などのコメントが寄せられています。今回は、話題になっている古溪さんの活動についてご紹介していきましょう。
「雲門寺」古溪光大さんのTikTok投稿で今回話題になった動画がこちらです。
「元カレ元カノへ」というテーマをもとに別れた恋人を忘れられないという悩みに対して古溪さんがこたえています。「諸行無常」という考え方がなんともお坊さんらしいなと感じさせる内容です。お坊さんと恋愛相談がなかなか結び付きにくいイメージ持っている方も少なくはないと思いますが、古溪さんは「不倫」「同性愛」「マッチングアプリ」等々さまざまな恋愛系の相談にこたえる動画も投稿しています。その他にも話題となっている動画がこちらです。
「大丈夫」と古溪さんが何度も諭してくれています。この動画を見た視聴者は「魔法の言葉」「この動画が出てきたことがありがたい」とコメント。古溪さんの言葉の重みや声のトーンが心に刺さる動画です。古溪さんは他にも下記のような動画を更新することもあります。
「推し活」について独自の考えを発信している動画なのですが、古溪さんの「ブッタ推し」には思わず笑ってしまいました。納得の「同担大歓迎」ですね。人間の推し活を修行と捉える観点がおもしろすぎます。
古溪さんはTikTok以外にYouTubeも運営されています。
中でも上記「般若心経 現代語訳 rap ver.歌ってみた」が話題となり8万回再生を記録。古溪さんは「現代語訳(歌詞)の内容に関しては賛否があるのは当然承知しております。それでも今苦しい思いをしている人だったり仏教に興味がない人の生きる上でのエッセンスになってくれれば。という思いで楽曲制作をしました。」とコメントしています。現在悩んでいたり苦しんでいる多くの人へ向けたメッセージ性の強い歌詞です。ラッパーとしても活動している古溪さんは他の動画で様々な楽曲を披露しています。
気になる方はチェックしてみてください。
古溪さんはYouTubeに下記にように記しております。
1994年生まれの27歳。大学卒業後、東証一部上場企業で会社員として勤務した後に起業を決意し退職。福井県 曹洞宗 大本山 永平寺にて1年3ヶ月間禅を中心とした修行生活を送り2022年5月に修行を終えました。私には夢があります。[お坊さんだから]という理由で自分のやりたい何かを諦めなければならない社会を変えたい。そんな社会を実現するための軌跡を日々残していきます。
群馬県の寺院の後継ぎとして生まれた古溪さんは東京育ちです。お父さんが東京で働きながら週末は自坊に戻られるという生活をしていたそうで古溪さんも幼き頃から一緒にお寺へ行きいつしか自分も跡取りとしてお寺をやっていくんだという意識をもっていたとのこと。しかし多感な時期を迎え生まれながらに将来が決められている気がする自分との葛藤の中で中学校受験がうまくいかず自信喪失したそうです。その時期に「自分ってダメなやつなんじゃないだろうか」と自分を自分で認められずもやもやの中で日々を過ごすことに。「このままでいいのだろうか」と自問自答を繰り返した末に「高校は今までの自分とは違う世界で生きよう」と決め都内の私立の高校へ進むことに。高校受験はうまくいき自由な校風で自分が思い描いていたような高校生活を送れたことによってどんどん自信を取り戻していったようです。そんな自身の経験を元に現在は元会社員& YouTuber ラッパー として既存の枠にとらわれない活動を行い仏教界へ新しい風を巻き起こしています。
お坊さんがSNS発信を行うことに対し賛否両論あるようですが増加傾向にあるのもまた事実。古溪さんも動画内で「現代人はほぼ無宗教」と語られていますが仏教やお寺に関して身近に感じる機会も減ってきました。そんな中で古溪さんのような現代人の悩みに寄り添った法話を発信している動画に心救われる方も少なくありません。私も実際古溪さんの動画で初めて「般若心経」の意味を知りました。日本人の古き良き教えに触れたりお寺の存在を知れるいい機会にもなるので今後もお坊さんのSNS発信は進化し続いていくことでしょう。不思議な感覚ではありますが古溪さんに言わせればこれもまた「諸行無常」なのかもしれません。お坊さんを始め現代人もこの時の移ろいに変化し続けなければいけないのかもしれませんね。
オリジナルサイトで読む : AppBank
「泣いた…」「心に刺さる」現代版お坊さんTikTok100万回再生! 若者の悩みに寄り添った法話がありがたすぎる
お坊さんが若者の悩みに寄り添った法話の動画を投稿しておりTikTok上で話題となっています。投稿しているのは、群馬県安中市にある曹洞宗「雲門寺」の古溪光大さん。古溪さんは「仏教をもっと身近に」をテーマにさまざまなSNS活動を行っており、既存の枠に捉われることなく様々な視点で活動中です。そんな古溪さんの動画に感嘆する声も多く「名言」「涙が出た…」などのコメントが寄せられています。今回は、話題になっている古溪さんの活動についてご紹介していきましょう。
「雲門寺」古溪光大さんのTikTok投稿で今回話題になった動画がこちらです。
「元カレ元カノへ」というテーマをもとに別れた恋人を忘れられないという悩みに対して古溪さんがこたえています。「諸行無常」という考え方がなんともお坊さんらしいなと感じさせる内容です。お坊さんと恋愛相談がなかなか結び付きにくいイメージ持っている方も少なくはないと思いますが、古溪さんは「不倫」「同性愛」「マッチングアプリ」等々さまざまな恋愛系の相談にこたえる動画も投稿しています。その他にも話題となっている動画がこちらです。
「大丈夫」と古溪さんが何度も諭してくれています。この動画を見た視聴者は「魔法の言葉」「この動画が出てきたことがありがたい」とコメント。古溪さんの言葉の重みや声のトーンが心に刺さる動画です。古溪さんは他にも下記のような動画を更新することもあります。
「推し活」について独自の考えを発信している動画なのですが、古溪さんの「ブッタ推し」には思わず笑ってしまいました。納得の「同担大歓迎」ですね。人間の推し活を修行と捉える観点がおもしろすぎます。
古溪さんはTikTok以外にYouTubeも運営されています。
中でも上記「般若心経 現代語訳 rap ver.歌ってみた」が話題となり8万回再生を記録。古溪さんは「現代語訳(歌詞)の内容に関しては賛否があるのは当然承知しております。それでも今苦しい思いをしている人だったり仏教に興味がない人の生きる上でのエッセンスになってくれれば。という思いで楽曲制作をしました。」とコメントしています。現在悩んでいたり苦しんでいる多くの人へ向けたメッセージ性の強い歌詞です。ラッパーとしても活動している古溪さんは他の動画で様々な楽曲を披露しています。
気になる方はチェックしてみてください。
古溪さんはYouTubeに下記にように記しております。
1994年生まれの27歳。大学卒業後、東証一部上場企業で会社員として勤務した後に起業を決意し退職。福井県 曹洞宗 大本山 永平寺にて1年3ヶ月間禅を中心とした修行生活を送り2022年5月に修行を終えました。私には夢があります。[お坊さんだから]という理由で自分のやりたい何かを諦めなければならない社会を変えたい。そんな社会を実現するための軌跡を日々残していきます。
群馬県の寺院の後継ぎとして生まれた古溪さんは東京育ちです。お父さんが東京で働きながら週末は自坊に戻られるという生活をしていたそうで古溪さんも幼き頃から一緒にお寺へ行きいつしか自分も跡取りとしてお寺をやっていくんだという意識をもっていたとのこと。しかし多感な時期を迎え生まれながらに将来が決められている気がする自分との葛藤の中で中学校受験がうまくいかず自信喪失したそうです。その時期に「自分ってダメなやつなんじゃないだろうか」と自分を自分で認められずもやもやの中で日々を過ごすことに。「このままでいいのだろうか」と自問自答を繰り返した末に「高校は今までの自分とは違う世界で生きよう」と決め都内の私立の高校へ進むことに。高校受験はうまくいき自由な校風で自分が思い描いていたような高校生活を送れたことによってどんどん自信を取り戻していったようです。そんな自身の経験を元に現在は元会社員& YouTuber ラッパー として既存の枠にとらわれない活動を行い仏教界へ新しい風を巻き起こしています。
お坊さんがSNS発信を行うことに対し賛否両論あるようですが増加傾向にあるのもまた事実。古溪さんも動画内で「現代人はほぼ無宗教」と語られていますが仏教やお寺に関して身近に感じる機会も減ってきました。そんな中で古溪さんのような現代人の悩みに寄り添った法話を発信している動画に心救われる方も少なくありません。私も実際古溪さんの動画で初めて「般若心経」の意味を知りました。日本人の古き良き教えに触れたりお寺の存在を知れるいい機会にもなるので今後もお坊さんのSNS発信は進化し続いていくことでしょう。不思議な感覚ではありますが古溪さんに言わせればこれもまた「諸行無常」なのかもしれません。お坊さんを始め現代人もこの時の移ろいに変化し続けなければいけないのかもしれませんね。
オリジナルサイトで読む : AppBank
「泣いた…」「心に刺さる」現代版お坊さんTikTok100万回再生! 若者の悩みに寄り添った法話がありがたすぎる