訪問日時:2023/03/24 11:50
2023年3月21日OPEN。
松戸市の三つ由に訪問。
惜しまれつつ、ホントに惜しまれつつ
閉店してしまったajito ismの三浦シェフが
満を持して再出発。
コンセプトは洋食とラーメン。
店に入ると、先客ゼロ。
元気そうなお二人の姿に涙が出そうになった(マジで)。
大井町ではついに最後の挨拶ができなかっただけにね。
壁に向いたカウンター4席、
2人卓×2。
カウンターに着座すると、
座りやすい椅子でのんびりできそう。
醤油らーめんとチキンライスという構成。
開店当初はこれに焼豚ハヤシライスもあったけど、
提供が大変で、これからは日によって変えるそうだ。
今日はチキンライス。
三つ由醤油らーめんと
小チキンライスをお願いした。
あと、煮干しペーストも。
のんびり、歳を取っても
できるスタイルでやりたかったので、
清湯の醤油ラーメンを選んだとか。
そして洋食とラーメンという店があまりなく、
それをコンセプトにしたかったみたい。
まあ、元々洋食出身だしね。
4分後到着。
きれいだ。
具の構成はオーブン焼きのチャーシュー、
細切りのメンマ、ほうれん草、ねぎ、海苔。
スープは、ほーーーーっとできる美味しさ。
鶏と乾物魚介にラード。
あえて水鶏系などの
流行りのものにはしたくなかったらしい。
いかにも三浦シェフが作った
新しい味と言える。
麺はもちろん浅草開化楼製。
ウ(⦿⦿)マ~~~!!!
なんとしっとりした麺。
極上のスープをしっかり持ち上げる。
カラスさん謹製なので、わかっていたとは言え、
この麺の美味しさは際立つ。
チャーシューは肉肉しく、
咀嚼するのが楽しいほど美味しい。
細く裂かれたメンマもすばらしい。
細く裂くのって大変なんだよね。
丁寧な仕事が伝わる。
煮干しペーストは別皿。
別に入れなくてもそのまま食べ切りたくも思うけど、
最初少しレンゲで試してみると、
おお、ガラッと変わるよ。
甘めのニボニボ。
ならば、全部入れましょね。
煮干しがガツンと来るけど、
元々のスープを壊さず、
よりブラッシュアップされたかのよう。
かなり強烈な味変だけど、
楽しいことは楽しい。
では、チキンライス。
オーダーごとに都度調理じゃあ大変だ。
そりゃハヤシライスと両方は無理からぬ。。
しかしてこのチキンライスは美味しい!
鶏肉は細くほぐしてある。
時として感ずる、チキンライスの鶏肉の
変な香りがなく、甘さもあり極上だ。
フルサイズだとホワイトソースが
かかっているけど、これでも充分満足。
さて、、、、
疲れてしまったのもあるだろうけど、
移転の理由をいろいろ聞くと、
そりゃ仕方ない、となります。
どうぞこの先もお身体に気をつけて
がんばってください。
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実食感想
実食メニュー:三つ由の醤油らーめん850円、煮干しペースト50円、小チキンライス350円
スープの種類:鶏と魚介清湯醬油
麺の種類:中細ストレート
具:チャーシュー、メンマ、ねぎ、ほうれん草、海苔
スープの余韻:★★★★★
麺の評価:★★★★★
チャーシュー評価:★★★★★
メンマ評価:★★★★★
再訪問希望度:★★★★★
総合評価:★★★★★
ひとこと:今風ではないノスタルジックで、どことも被らない味だと思います。
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オリジナルサイトで読む : ぼぶのラーメン紀行
三つ由@馬橋(三つ由の醤油らーめん)