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第95回アカデミー賞授賞式のステージ上で、1984年の映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で相棒役を演じたハリソン・フォードとキー・ホイ・クァンがアツい抱擁を交わす一幕があった。
クァンは、作品賞を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』に出演しており、自身も助演男優賞を受賞した。
フォードはプレゼンターを務め、作品賞の発表を任された。
フォードが同作の名前を読み上げると、会場は歓声に包まれた。その後ステージの壇上にあがってきたクァンがフォードのもとに駆け寄り、頬にキスする様子をカメラが捉えていた。クァンはその場で飛び跳ね、ガッツポーズをして受賞を全身で喜んだ。
2人は、2022年9月にディズニーファンのためのイベント「D23 ExPO 2022」のバックヤードで38年ぶりに再会を果たしていた。その時の写真では、クァンはフォードに両手を回して抱きつき、フォードも肩に手を回し、満面の笑みを浮かべていた。
クァンが助演男優賞のノミネートされた時、フォードはエンターテインメント・トゥナイトの取材に対し「本当に嬉しいです。まだ子供だった時からすでに名優だったけれど、それは今も変わらない」と期待を込めて話していた。
フォードは、40年以上続く『インディ・ジョーンズ』シリーズで主演を務めてきたが、6月公開の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が「最後のインディになる」と宣言している。
クァンとフォードは、アカデミー賞の作品賞発表の場という、アメリカ映画界最高の名誉とされる場所で再び出会うことができた。SNSでも「泣いた」「なんて胸熱」「震える」など、感動の声が広がっている。
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