3月から開催されるWBCに侍JAPANとして巨人の大城卓三選手が選出されました。昨年は大城選手が115試合に出場し、打率・266と打てる捕手として存在感を示しましたよね。そんな大城選手が侍JAPAN選出にされることで、正捕手争いが更に激化してるのです! 今回は正捕手候補である3名の選手をご紹介します!
ここからは今季の注目捕手である3名の選手をご紹介します! 今季はどのような選手が巨人のピッチャーを引っ張っていってくれるのでしょうか。各選手見どころ満載ですのでどの選手が正捕手として台頭するのか予想しながらご覧ください!
小林誠司選手は、1989年6月7日生まれの大阪府出身の選手です。2013年のドラフト会議にて読売ジャイアンツにドラフト1位で入団しました! 実は小林選手、広陵高校入学時はピッチャー兼ショートを守っていたのです! その後、当時の監督からの助言もありキャッチャーへ転向。
甲子園では、現在広島カープの野村祐輔投手とバッテリーを組んでいたことでも有名です。同志社大学卒業後の日本生命時代には、社会人ベストナインを獲得! 社会人ナンバーワン捕手としてスカウト陣の注目を集めました!
プロ入り後は、巨人の阿部慎之助の後継者として期待されます。ルーキー時代、怪我の影響によりファーストでの出場機会が増えていた阿部選手に代わってキャッチャーとしての出場を増やしていったのです。
小林選手の武器は肩の強さ! 2016年にはセ・リーグトップの盗塁阻止率を記録するなど守備面での活躍を見せつけます。また、2018年には、山口俊投手・菅野智之投手のノーヒットノーランを支えました!
また2019年には第2回WBSCプレミア12の日本代表に選出。キャッチャーとして、日本の優勝に大きく貢献しました。この年、山口投手と共に最優秀バッテリー賞も受賞したのです!
岸田行倫選手は、1996年10月10日生まれの兵庫県出身の選手です。2017年のドラフト会議にて読売ジャイアンツにドラフト2位で入団しました! プロ入り前の大阪ガス時代には、1年目から正捕手を務めることに。社会人時代の偉大な活躍に当時、巨人の他にも阪神やソフトバンク、楽天も高く評価していたのです。
プロ入り後は、主に2軍での出場が多かったものの、2020年にプロ初安打を記録。この時期、小林選手の長期離脱もあり、1軍での活躍を見せつけました! その活躍を見ていた原監督は、2020年の開幕前に「今年は岸田を使っていく」と宣言するほど! 自身が持つ強肩と、バッティングの強さを武器に攻守に渡って存在感を見せつけられる岸田選手の今後の台頭に期待ですね!
喜多隆介選手は、1998年8月25日生まれの石川県出身の選手です。2020年のドラフト会議にて読売ジャイアンツに育成選手ドラフト2位で入団しました! 喜多選手の特徴は、セカンドへの送球位置が低くスリークォーターのようなスローイングをすることです! この特徴的なスローイングは、小学生の時にサイドスローのピッチャーをしていたことが影響しています。
プロ入り前の京都先端科学大学時代には、3年生より正捕手に定着。4年生の秋には、京滋大学野球リーグ戦にてベストナインを獲得したのです。
プロ入り後の春季キャンプでは、育成枠入団のルーキーで唯一の二軍キャンプスタートを実現! ファームで実績を残し、8月には支配下登録を獲得しました。また、喜多選手はチームのムードメーカーでもあるのです! 円陣を組んだ際も、大きな声を出していつもチームを鼓舞しています!
熾烈な正捕手争いを繰り広げる巨人。正捕手候補3名ともそれぞれ実績や活躍が目覚ましいものです。ここからは、正捕手になるためにはどのようなことが必要なのか考えていきたいと思います!
キャッチャーとして基本的なこと。ピッチャーの球を確実に受け止めることです。巨人以外の他球団にも見られることですが、バッテリー間のミスは大きく試合を左右します。
また、キャッチングの良さは今後のピッチャーとの信頼関係にも繫がるのです。しっかりピッチャーの考えを理解し、球を受け止め、投げること。これがキャッチャーとしての基本的かつ重要な条件であると考えられます!
今や各球団、打てるキャッチャーがいて当たり前の時代。かつて巨人のスター選手であった阿部慎之助選手や現在、巨人で正捕手として活躍している大城卓三選手も打てるキャッチャーとして名を知らしめています!
キャッチャーとしての仕事はもちろんですが、1人の野手としてバッティングも重視されているのです! 試合の途中で代打を出されるよりも自分自身もバットで結果を残し、ピッチャーへの好リードに繋げてほしいですね!
今シーズンもキャッチャー陣の台頭に期待が高まる巨人。1人1人の選手それぞれ武器があるのでどの選手も目が離せません! 一体今シーズンはどの選手が正捕手として名を挙げるのでしょうか!
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【巨人】今季の捕手争いは誰が制する!?【プロ野球】