世界的影響力を持つ韓国発7人組ボーイズグループ・BTS (防弾少年団)。K-POP好きの方であれば一度は見聞きしたことがあるでしょう。最近では、彼らのキャラクターも愛されていますよね。LINE FRIENDSとのコラボから生まれ、メンバーが制作を手掛けた「BT21 (ビーティー21)」や、メンバーそっくりの公式キャラクター「TinyTAN (タイニータン)」のグッズの売れ行きも好調で、街中で見かける機会も多いです。そんなBTSですが、今年デビュー10周年を迎えるとのこと。今回は、K-POP歴10年以上の筆者がBTSのデビュー日や結成日についてまとめましたので、最後までぜひご覧ください!
元々JYPエンターテインメントに所属していた音楽プロデューサーのパン・シヒョクさんが設立したBig Hit Entertainmentからデビュー。グループ名には、「10代・20代に向けられる偏見を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という意味を込めました。
韓国や日本では「バンタン」、諸外国では「BTS」と呼ばれることが多いです。2017年から世界進出を視野に入れ、「BTS」を通称名として用いるようになったのですが、これには「Beyond The Scene」、「Bullet Proof Boys」、そして「Bulletproof Boy Scout」の意味があります。
BTSには、他のグループにはない特徴が2つ挙げられます。1つ目は「メンバー全員が韓国国籍を持っていること」です。ここ数年の間にデビューしたグループは、海外活動を前提にしているため日本や中国、アメリカ出身のメンバーがいることが多いですが、BTSは全員が韓国生まれの韓国人。そのため、韓国の良さを世界に発信でき、10年もの間グループが続いてきたのではないかと考えられます。
2つ目は「全員が地方出身であること」。BTSにはソウル出身のメンバーがいないんです。これは極めて珍しいことなのだとか! この特徴を活かし、初期の頃に「八道江山」という方言ラップも公開しています。男らしいゴリゴリのヒップホップが好きな方にはたまらないはず。
J-HOPEさんは全羅道、SUGAさんとVさんは大邱、ジミンさんとジョングクさんは釜山出身。ジンさんとRMさんは京畿道と、比較的都心部の出身ですが、ジンさんは父親の出身地である忠清道、RMさんはJ-HOPEさんの影響を受けて全羅道の方言が出てしまうとのことです。上京してきて長い月日が経っているので、標準語を聞く機会が多いですが、ふとした時に聞ける方言にハマる方も多いと思います!
メッセージ性の強い楽曲と一糸乱れぬダンスパフォーマンスが何といっても最大の持ち味! ボーカルは主にジンさん、ジミンさん、Vさん、ジョングクさんが担当し、ラップはRMさん、SUGAさん、J-HOPEさんの3人が作詞に携わっています。個々人のスキルも高く、最近ではソロで楽曲をリリースしたり、コラボに参加したりしているほど。
アーティストとして輝かしい一面を見せたと思いきや、オフになると一転して青年らしさが見られるところが人気の秘訣ではないでしょうか。ライブ配信やメイキング映像では、素の姿が見られるのと同時に、仲が良くお互いを理解しあっている様子がわかるのでこれほどの支持を得たと考えられます。
韓国デビューからおよそ1年後の2014年6月4日に日本デビュー。デビュー前の2013年12月7日には、渋谷のO-WESTでショーケースを開催したんです。ちなみに、この会場は大体1000人くらいを収容できるキャパになります。
その時はなんと、ハイタッチ会も実施していたとのこと! 今考えるととても貴重な機会だったのではないでしょうか。コメント動画の中で、メンバーが日本語を交えながら一生懸命話していた姿が印象に残りました。
年末のショーケースに応募が殺到したため、急遽1月にも追加公演を開催。6日に東京のZepp Tokyoで2回、7日に大阪のなんばHatchで1回公演を行いました。「N.O」、「進撃の防弾」などの楽曲を披露し、日本のファンとの交流を深めたのです。ジンさんが日本語で書いた手紙を朗読するシーンもあったのだとか。東京公演では、日本公式ファンクラブの設立も発表され、本格的な日本活動を予告させるものとなりました!
日本デビュー曲は、韓国と同様「No More Dream」です。これぞBTSというヒップホップ調のメロディーと、まだまだあどけない7人の表情が印象的! 外国語で歌うこと、特にラップは難しいと思いますが、それでもそつなくこなしているメンバーたちの才能に驚かされます。相当練習をしたのではないでしょうか。ちなみに、オリコン最高位は8位を記録し、今後につながる成績を残しました。
韓国デビュー日は2013年6月13日。その前日にシングルアルバム『2 COOL 4 SKOOL』をリリースしました。このアルバムは学校3部作の最初の作品になっているんです。後述するタイトル曲のほかに、ラップラインの3人に加えてジョングクさんも作詞に参加した「We Are Bulletproof Pt.2」、大人っぽいミディアムバラードの「I Like It」などが収録されています。黒をベースにした防弾チョッキ柄のジャケット写真が印象的ですね!
韓国デビュー曲「No More Dream」は1990年代に流行したギャングスタ・ラップを現代風に再解釈した楽曲です。10代の若者に「夢」について考えさせる強いメッセージ性のある曲になっており、韓国社会の現状を垣間見られる気がします。
また、高難易度のアクロバティックも披露。1日15時間は練習していたとのことでした! デビューステージを見て、当時を振り返りながらお互いにコメントしあっている姿を見ると、仲の良さを感じられますね。
結成日に関しては、公式から発表があったわけではないのですが、2013年5月26日。この日に、デビューの予告動画が公開されたのです。メンバーに結成とデビューが伝えられたのはもっと前になるはず。それよりも大事なのは、デビュー日の6月13日だと言えるでしょう!
最年長のジンさんと2番目に年上のSUGAさんは満20歳、J-HOPEさんは満19歳、リーダーのRMさんは18歳。同い年のジミンさんとVさんは満17歳、そして末っ子のジョングクさんはなんと満15歳でした! ジミンさん、Vさん、そしてジョングクさんはこの時まだ高校生。学業と両立しながら芸能活動を行っていたのです。
ここからは、メンバーがどのような過程を経て練習生になったのかを見て行きましょう。順番はグループへの加入順に紹介していきます!
小学生の時にEPIK HIGH (エピックハイ)の楽曲を聴いてヒップホップに興味を持ち始めたRMさん。その後、「RunchRanda」を名乗ってアンダーグラウンドで活動していました。15歳の時にはのちに韓国を代表するラッパーになるZICO (ジコ)さんとコラボしたんだとか。2人はデビュー後に音楽授賞式のMAMAで共演を果たし、現在はHYBEレーベル所属になったので、コラボ曲を発表してほしいですね!
Big Hit Entertainmentに入るきっかけとなったのは、知人が作曲家のPdoggさんを紹介し、Pdoggさんがパン・シヒョクさんを紹介したこと。2010年のオーディションに合格し、メンバーの中で最初の練習生になりました。その後、約3年の練習生期間を経てデビューすることになったのです。
続いて練習生になったのは、SUGAさん。RMさんと同様、EPIK HIGHに憧れたとのこと。なんと、小学生からラップを書き始めていたのだとか! 一体どんなラップを書いていたのか、気になるところです。
高校時代は学業の傍ら音楽スタジオで働き、独学で楽曲制作に関する知識を取得。同時に、地元の大邱でインディーズのヒップホップグループ「D-Town」を結成し、「Gloss」という名義でプロデューサー兼ラッパーとして活動していました。
2010年に開催されたオーディションに参加し、見事合格を果たしたSUGAさんは、親の反対を押し切りソウルに上京。当初はプロデューサーとしてデビューすることを目標にしていましたが、グループのコンセプトがアイドル寄りになり、辞めていく練習生が多くなったことからメンバーとしてのデビューを目指すようになりました。当時は作詞作曲の作業と並行してダンスレッスンも受けていたため、葛藤していたそうです。
J-HOPEさんは、地元の光州では有名なダンサーでした。通っていたダンススクールでオーディションが開催されたのですが、その際休憩時間もずっと踊っていた姿を見て練習生に選ばれたのだとか! まさに努力の人なんですね。また、もともとボーカル志望だったのですが、BTSがアイドルグループコンセプトに転向したためラップを担当するようになりました。
Big Hit Entertainmentに入る前は、JYPエンターテインメントのオーディションを受けていたそうで、決勝で敗退してしまいましたが所属していたダンスチームが人気賞を獲得。パン・シヒョクさんがJYPエンターテインメントとの関わりを持つ人物なので、その縁もあり練習生になったとも考えられます。
ジンさんは、中学時代に3大芸能事務所の1つ、SMエンターテインメントからスカウトを受けたことがあります! 当時から整った顔立ちで、スカウトされるのも納得ですよね。オーディションを受け、一次審査に合格したのですが詐欺だと思って辞退したのだとか。高校時代は新聞記者、そして俳優を目指すようになり、大学は建国大学の映画芸術学部に進学。通学途中にBig Hit Entertainmentからスカウトを受け、練習生になったのです。
歌手にはあまり興味がなかったものの、練習生になると歌とダンスのレッスンを必死にこなしていたそうで、ボーカルトレーナーいわく「一番記憶に残っている練習生」なんだとか。BTSのボーカルとして、甘く優しい歌声を聴かせてくれるジンさん。もしSMエンターテインメントに入っていたら、今こうしてBTSのメンバーとして活躍している姿は見られなかったと考えると感慨深いですね!
BIGBANGのG-DRAGONさんに憧れて歌手を志すようになったジョングクさん。オーディション番組「スーパースターK」に参加したものの、予選で脱落。その後JYPやSTARSHIPなど7社のスカウトを受けました。会社見学の際、RMさんがカッコよくラップをしているのを見てBig Hit Entertainmentに入社することを決めたのだとか! ものすごい偶然ですね。
入所後はパン・シヒョクさんの「ダンスに感情がない」という一言でアメリカ・ロサンゼルスへダンス留学をしました。この経験から、ダンス一本で行くことを決めたそうですが、ジミンさんが必死に引き留めたのだとか。また、メインボーカルに選ばれたものの自信が持てず、時間を見つけては歌の練習に励んでいたのです。グループの中心的存在として注目を集めるジョングクさんですが、そこに至るまで相当の努力をしてきたことがわかります!
Vさんの練習生になるまでの経歴も、かなり目を見張るものがあります。中学時代からサックスを4年ほど習っていたそうで、アイドルにならなければサックス奏者か農家である実家を継ごうと思っていたとのこと。デビュー後に出演したバラエティー番組「アイドルSTAR SHOW 360」でもその実力を披露しています! 他にもピアノが弾けるとのことで、今後楽器演奏を披露する機会があるといいですね。
地元の大邱でオーディションが開かれることを知り、参加する友人に付き添っていったところ、審査員からオーディションを受けに来るよう勧められました。そのオーディションに唯一合格したVさんは、非公開練習生として入所したので、最後まで公に公開されなかったまさに「秘密兵器」的存在だったのです。
釜山芸術高校に主席で入学するほどの高いスキルを持っていたジミンさん。在学中に公開オーディションを受け、合格しソウルへ上京。練習生になった時は、グループのメンバーやポジションがある程度決まっていたとのこと。そのため、メンバーに選ばれるため必死に練習したそうです。練習生期間は7人の中で一番短く、約1年でデビューしました。
ジミンさんも、デビューまでの道のりは決して平たんなものではありませんでした。まず、芸術高校に進学する際には安定した職業に就いてほしいと願う父親から反対を受けたのです。そして、練習生になるときも高校の先生たちが「才能がもったいない」と言われたのだとか。それでも自らの意志を貫き、四六時中練習に励んでデビューを果たしたジミンさん。そのストイックさに尊敬です!
「BTS FESTA」とは、文字通り「BTSのお祭り」です。毎年6月13日のデビュー日に合わせ、開催されます。しかも、当日だけでなくその前の2週間程度がお祭り期間に設定されているので、毎年この期間を心待ちにしているARMYの方も多いことでしょう。
大体5月下旬にTwitterで開催が告知され、タイムスケジュールが発表されます。それからほぼ毎日のようにコンテンツがあがってくるので、幸せな2週間になること間違いなし! では、具体的にはどんな内容だったのでしょうか。2022年のコンテンツを見て行きましょう!
BTS FESTAで欠かせないコンテンツのうちの1つに、家族写真があります。最初に公開されたのは、「スーツ少年団」コンセプト。授賞式でしかお目にかかれないスーツ姿を見られるなんて、嬉しいですよね! そして、スーツ姿が本当に似合っていると思います。ビジュアルが良いのはもちろん、スタイルも良いのでどんな服を着ても映えるのではないでしょうか。
6月9日に公開されたのは、デビューから今までの衣装を再現したコンセプトです。ジョングクさんの「No More Dream」(デビュー曲)に始まり、ジミンさんのゴールデンディスクアワーズ(新人賞受賞)、RMさんの「The Red Bullet」(初コンサート)、ジンさんの「I NEED U」(初1位獲得)はもはや懐かしいと思います!
SUGAさんの「Blood Sweat & Tears」(初大賞受賞)、Vさんの初グラミー賞ステージ、そしてJ-HOPEさんの「Dynamite」(初ビルボード1位)に至るまで、これまでのBTSの歩みを振り返ることができます。新人の頃からファンだった方も、最近ファンになった方も楽しめるようになっているのですね!
昔から今までの7人がそろった集合写真がその後公開されたのですが、やはり7人が1枚の写真に収まっていると本当の家族のようですし、「BTS感」が出ているように思えます。写真からでも仲の良さが伝わってくる気がしませんか?
昨年は、なんとメンバーの自撮り写真が初公開されました! 歓喜に沸いたARMYの方も多かったことでしょう。フォトカードにして持ち歩きたいくらいです。セルフィーは、メンバー同士だからこそできるポーズや表情が最大の魅力。今年も見られるといいと思います。
「Practice Record」も、毎年恒例のコンテンツ。「No More Dream」から「Butter」まで、時代を追うように順番に公開されていきます。当時は「なんで動画があがってこないんだろう」と思っていたあの動画がFESTAに合わせて公開されるので、嬉しいですよね。
筆者は個人的に2015年発売の「Butterfly」という曲が好きで、練習動画があると知って感動しました。昔の練習室で、名前入りのゼッケンをつけている姿になつかしさを感じます!
先程ご紹介した家族写真撮影時のビハインド映像も、もれなくアップされます。撮影の時は凛々しい表情を見せますが、待機時間になると一転して和気あいあいとおしゃべりしている姿を見ることができますので、チェックしてみてください!
ジョングクさんによる自作曲「My You」は、9年の月日を共にしてくれたARMYへの感謝を綴った楽曲。甘い歌声に癒されること間違いなし! 動画に登場する時刻は、デビュー日やARMYの誕生日など、関連の深いものになっているのも感動ですね。普段からARMY想いのジョングクさんの気持ちが、より一層伝わってくることと思います。
ちなみに、デビュー日には自身のInstagramに「BTS ARMY Forever」という写真を投稿したのです。今年は誰のどんな自作曲を聴けるか、今から楽しみ!
6月14日に公開されたのは、「リアル防弾会食」の動画。食事をしながらこれまでを振り返り、これからについて語り合う内容です。今後個人活動を優先的にしていく方針も発表されたことは、記憶に新しいことでしょう。 いつもはなかなか見ることのできない真剣な表情に胸を打たれますね。普段からこのように定期的に7人で話し合い、意見交換をしているのではないかと思いました!
今年も、昨年と同様に家族写真、ダンス練習動画、自作曲、そして1時間程度の長編動画があがるのではないかと予想できます。ただ、今年は10周年という記念の年なのでいつもより豪華な内容になりそうですね。個人的にはこれまでの歴史をメンバー自身が振り返るコメンタリーのような動画が観たいところですし、オリジナル曲も全員が作詞・作曲に携わっていたらいいなと思います!
ここからは、10年の道のりを印象的な出来事と共に振り返っていきましょう!
デビューした2013年は2枚のアルバムを発売し、「No More Dream」と「N.O」の2曲で主に活動しました。年末年始の授賞式であるMelon Music Awards、ゴールデンディスクアワーズ、ソウル歌謡大賞、ガオンチャート(現サークルチャート)ミュージックアワードで新人賞を受賞し、幸先いいスタートを切ったのです。
下のツイートは、ゴールデンディスクアワーズの際の写真。初々しいメンバーが、受賞した喜びを最大限に表現している姿が愛らしいですね!
メンバーにとっても、ファンにとっても印象的な瞬間といえば「I NEED U」で初めて音楽番組の1位に輝いた時ではないでしょうか? デビューから3年目にしてようやくつかんだ1位の座。これまでの出来事がよみがえり、感極まった方も多かったと思います。
また、この曲はヒップホップ調を全面に押し出した既存曲とは異なったコンセプトになっていたので、メンバーにとっては大きな試みであったことでしょう。音楽番組1位は、人気の指標を表すともいわれますよね。BTSは実際、1位獲得から徐々に大衆の注目を集めるようになっていったのです。
その後、『花華年様 Pt.2』(タイトル曲:「Run」)、『花様年華 Young Forever』(タイトル曲:「FIRE」)、そしてフルアルバム『WINGS』(タイトル曲:「Blood Sweat & Tears」)を発売し、アルバムの売り上げ枚数も右肩上がりになっていきます。
2016年は、ついに授賞式で大賞を受賞! Melon Music Awardsではアルバム賞を、MAMAでは今年の歌手賞をとりました。SM、YG、JYPの3大事務所以外のアーティストが受賞するのは珍しかったとのことで、喜びもひとしおだったことでしょう。
「DNA」、「FAKE LOVE」、「IDOL」など、メガヒット曲を世に送り出し、毎年のように大賞を受賞してきた彼ら。2020年、BTSは全編英語詞の楽曲リリースに挑戦しました。新型コロナウイルスの流行を受け、全世界にポジティブなメッセージを伝えたいという思いがあったそうです。
1970年代から80年代にかけて流行したレトロなディスコ調の「Dynamite」は、聴いているだけでも元気が出ますし、耳になじみますよね。また、ミュージックビデオを観ると、苦しい状況の中でも希望を忘れずに生きていこうという気持ちになれるのではないでしょうか。
ミュージックビデオは公開から24時間で1億回以上再生されたとのことで、世界から注目を集めていたことがわかります。この曲でK-POP史上初めて、ビルボードHOT100の1位に輝き、32週間もの間維持しました。そして、グラミー賞にもノミネートしたのです! メンバーのTwitterにノミネートが確定した瞬間の動画があがっていましたが、嬉しさと驚きが入り混じっていたのではないでしょうか。この瞬間も忘れ難いと思います。
英語曲「Butter」、「Permission to Dance」も軒並みヒットし、世界での人気を確固たるものにしたBTS。昨年は久しぶりに韓国の音楽番組に出演し、話題になりましたね。そして今年、ついに10周年を迎え、新たな一歩を踏み出すメンバー。今後、どんな偉業を成し遂げるのでしょうか。これからの活躍にも期待です!
10年の間に数多くの楽曲を世に送り出してきたBTS。その中から、筆者のお気に入りの曲を3曲紹介していきます!
1曲目にご紹介するのは、「MIC Drop」。2017年発売のミニアルバム『LOVE YOURSELF 承 ‘Her’』に収録されています。世界的なアーティストになりつつある彼らの自信にあふれた心情を表現した曲で、クセになるリズムとパワフルなダンスが特徴ではないでしょうか。音源を聴いているだけでも良いですが、やはりステージでのパフォーマンスをぜひ見て頂ければと思います!
続いては、2019年リリースの『MAP OF THE SOUL:PERSONA』に収録されている「Make It Right」です。なんと、世界的に有名なエド・シーランさんが作詞・作曲に参加! このアルバムが春に発売されたことも相まって、これから訪れる春にたくさん聴きたい気がしたので選びました。青空の桜の下で散歩をしながら聴きたいイメージです。明るいリズムが特徴的なので、皆さんもぜひお聴きください!
最後に、「Permission to Dance」です。この曲は最近よく聴くので選択しました。新型コロナウイルスの流行を乗り越え、未来に希望を持てるような楽曲よね。既存曲はカリスマあふれる激しいダンスが持ち味ですが、一転してみんなが簡単に踊ることのできる振付を披露し、親しみやすさを感じます。国連でのパフォーマンスも話題となりました! 次回はどんな英語詞の楽曲を聴かせてくれるか、今から楽しみです。
BTSとARMYが一体となって盛り上がるBTS FESTAですが、SNSの反応はどのようになっているのでしょうか? Twitterをのぞいてみましたので、一緒に見て行きましょう!
こちらは2021年のFESTAの際にあがった「ARMYよろず屋」でのワンシーンになります。自分たちのデビューを祝う日にもかかわらず、ARMYについて語り合うメンバー。心から大事にしている姿勢が感じられますよね!
SUGAさんは「(BTSとARMYは)もはや共同体」、ジンさんは「僕たちにとってARMYの皆さんは大きな力になっているし、支えてくださっているからこそ結果につながっていると思います」と言及。この言葉を聞いて感激しない方はいないのではないでしょうか? 感謝の気持ちでいっぱいになるのと同時に、世界的なアーティストになっても変わらないファンへの誠実な思いが伝わってきますね。
デビュー日は、BTSのデビューをお祝いするのと同時に、メンバーに感謝の気持ちを表現できる日でもありますよね。筆者もそうですが、アイドルを応援することで日々の楽しみが増えたり、同じアイドルを応援している人たちと交流が持てたりできるのは本当に感謝です。
BTSのメンバーからしても、ARMYの存在があるから辛く苦しい時も乗り越えられるのではないでしょうか。本当に素敵な間柄だと思います!
確かに、実際の家族でもないのにメンバー全員での写真を「家族写真」と呼んでいるグループはそうそうにいないと思います。「団体写真」「集合写真」といった場合が多いのではないでしょうか。BTSの場合は家族写真といっても違和感は全くなく、むしろしっくりきますね! 今年はどんな衣装で家族写真を撮影するのでしょうか? 今から楽しみです。
デビュー10年目となると、後輩グループも多くなりますよね。そこで、ここからは同じHYBE LABELS所属の後輩アーティストとの交流エピソードを紹介します!
まずは、同じくBIGHIT MUSIC所属で2019年にデビューしたTOMORROW X TOGETHER(TXT)です。BTSにとって初めての後輩ということで、デビュー当初から交流があった2組。BTSのシカゴでのコンサートに足を運んだTXTは、緊張しながらも終始興奮した様子で見守っていました。
「刺激を与えてくれるとても大きな動機付けになった」、「ちょっとしんどくても心を引き締めて早く舞台に立ちたい」とTXTのメンバーは語っていたので、かなり大きな影響力を与えたようです!
「刺激を与えてくれるとても大きな動機付けになった」、「ちょっとしんどくても心を引き締めて早く舞台に立ちたい」とTXTのメンバーは語っていたので、かなり大きな影響力を与えたようです!
公演後、控室で対面した2組。憧れの先輩を前にかなり緊張している様子のTXTを見て、BTSはその緊張をほぐそうとTXTの隣に座ったり、普段のように雑談する様子を見せたりしていました。
公演を見た恩返しに、TXTがスケッチブックを使って気持ちを表現する場面があるのですが、そこで誰よりも喜んでいたのがジョングクさん。グループでは末っ子であることから、弟たちの可愛らしいサプライズに喜びを隠せない様子でした!
ENHYPENは、オーディション番組「I-LAND」を通して結成されましたが、その時からかかわりがあったのです。参加者の悩みに答えるコーナーがあったり、デビューメンバーが決まる最終回は会場で応援したりしていました。きっと心の支えになったことでしょう。
実際、ENHYPENメンバーは度々「BTS先輩に憧れて、アイドルを目指した。自分も先輩のようなアーティストになりたい」と言及しています。また、オーディション中から現在に至るまで、「FIRE」、「Dynamite」、そして「DOPE」など様々な曲をカバーしてきました。今後もBTSの楽曲をカバーするカッコいいENHYPENの姿が見たいです!
ライブ配信で、初参加となった2020年のKBS歌謡祭でBTSとあいさつした時のことを振り返るENHYPEN。J-HOPEさんが「お~ENHYPEN! ファイティン! 」と言ってくれたり、ジョングクさんが手を振ってくれたりしたそうで、とっても幸せそうな様子が伺えました。
また、Vさんとも目が合ったとのことで、本当にかっこいいと感嘆していたメンバー。一瞬の出来事ではありましたが、憧れの先輩に声をかけてもらったことは嬉しかったことでしょう! 筆者もBTSを目の前にしたら戸惑いながらも嬉しい気持ちが大きいと思います。
2020年に所属事務所のPLEDISエンターテインメントがHYBEの傘下に入ったことから同じ社屋を使うことになった2組。しかし、それ以前から2組の交流はあったのです。毎年旧正月と旧盆の時に行われる「アイドル陸上大会(アユクデ)」に一緒に出演したり、年末の授賞式で顔を合わせることが多かったりしました。
Vさんとジョシュアさんは生年月日が全く同じという共通点があり、ジョングクさんとミンギュさんは1997年生まれの同学年でプライベートでも顔を合わせるほどです。同年代のメンバーが多く、今ではK-POP界を引っ張る存在になった彼ら。今後コラボや番組共演をたくさん見たいです!
先日YouTubeで公開されたSUGAさんのコンテンツ「シュチタ」にホシさんが出演し、迫りくる兵役の問題やアイドルとしての悩みを分かち合いました。同世代のグループだからこそ、共有しあえることもあったでしょう。様々な出来事を経験してきたからこそ語れるSUGAさんの言葉が胸に突き刺さった方も多かったのでは?
LE SSERAFIMは、昨年にデビューしたばかりの新人ガールズグループ。これまで発売した「FEARLESS」「ANTIFRAGILE」は今でもチャート上位を占めています。話題になったのは、ジョングクさんが「FEARLESS」のサビの部分のダンスを踊ったこと! 忙しい中でも後輩の楽曲をチェックしていることがわかりますね。まだまだこれからたくさん交流が見られると思うので、期待しましょう!
NewJeansも、昨年デビューの新人グループで、大人っぽいビジュアルと楽曲が持ち味です。直接的な交流はまだ少ないですが、またしてもジョングクさんが先日のライブ配信で「Hype Boy」と「Ditto」を歌っていました! しかもうまいんです。どんな曲でも歌いこなせるジョングクさんの才能に感心させられますね。2組ともパフォーマンスにたけているので、いつかコラボしてほしいところです。
デビュー当時は知名度が低かったり、メンバー同士衝突したりもしたでしょう。それでも、徹底的に練習に打ち込み、話し合いを深めることで乗り越えてきたと思います。また、常にARMYを大事にする姿勢を貫いた結果、今のBTSがあるのです。今年のFESTAは少し先ですが、その時は例年以上に盛り上がると確信しています。デビュー10周年という節目の年を迎えたBTSを今後も応援していきましょう!
オリジナルサイトで読む : AppBank
【BTS】BTS(防弾少年団)のデビュー日や結成日はいつ? まとめてみた!