犬も猫も歯が命。健康な体を維持するにはデンタルケアがとっても大切です!
「そんなことはわかっているんだよ~っ!」と歯ブラシを手に叫んでいる飼い主さん多数。歯をピカピカにしてやりたくてもペットの全力拒否に心がくじける毎日……。うまくデンタルケアしている飼い主さんはどんなふうにしているんでしょうか?
今回はSNSで見かけたかわいい犬猫の歯みがきの様子とお役立ちグッズについてご紹介します。どうぞご覧ください。
自分で磨いてる⁈ 思わず二度見しました。スフィンクスのジュリアちゃんの歯みがきタイム。
歯ブラシに前足を置いていますがおとなしく受け入れている感じです。日ごろの飼い主さんの磨き方が上手なのでしょうね。
表情がそのまんまスターウォーズのキャラクターみたいで目が釘付けです。
保護犬のヨーゼフくんはびろんびろんした口周りが魅力的。柄の長い歯ブラシでないと奥歯まで届きませんね。
施設のスタッフさんが毎日ケアしてくれるおかげですっかり慣れているようです。
とっても気が優しいと言われるセントバーナードですから「今日もシャコシャコする? あざーっすよろしくっすー」と完全に受け入れているのかも。
ケア不足の犬猫の歯には歯垢が少しずつ溜まっていきます。飼育環境が悪かったり放浪期間が長かったりすると保護された時には目も当てられない状態に。
この保護犬ちゃんも歯石がびっしり、歯肉炎にもなっているみたい。でも獣医さんがすっきりキレイにしてくれました。これで口臭ナシの素敵なワンコに変身です。
歯ブラシに恐れをなしたキジトラのおこめくんが洗濯槽に籠城してしまいました。
「その白い棒はキライ!」大きな目から断固拒否の強い意志を感じます。しかし飼い主さんも負けられない。健康長寿のために歯みがきしなくちゃ!
籠城するおこめくんがかわいらしくて、いいねの数も3100以上に。フォロワーのコメントも盛り上がりました!
「籠城こめしゃん、両手をあげて出てきなさい」
「ここなら見つからないと思ったのに( ˘-з-)」
「洗濯機の中で歯みがきされちゃうぞ? 知らないぞ?」
「そこまでしてそこに隠れる
「観念して出てこないと全身洗われちゃうぞぉ」
「こめちゃん、洗濯機の中は逃げ場がないで」
「立て篭もり犯ですか……手強いですね」
ヘッドが小さめで使いやすそうな歯ブラシなのにダメかぁ。おこめくんが歯みがきを好きになってくれるところから工夫が必要みたいですね。
歯ブラシを親の仇のように拒否されると飼い主さんも困ってしまいますよね。「ほかによい手はないものか」と頭を悩ませながら探すわけです。
筆者がネットで調べたところ、歯ブラシ以外のデンタルケア用品には指ブラシ、歯みがきガム、歯みがきシートなどがありました。
柴犬のあいたんは歯みがきのあとにおやつが出てくるのを知っている! 「ううう、もう少しのガマンだ」と言ってるみたいです。
指ブラシにはナイロン製やシリコン製がありました。口の中に指を入れて歯にあててゴシゴシ。両手指2本ずつ付ければ歯を挟んで磨けますね。
猫カフェで働くクーちゃんにスタッフさんが歯みがきガムを与えてみました。
くっちゃくっちゃ……。いい感じで噛み始めたのに「ん?」と急にへんな動きに。ガムが奥歯に引っかかっちゃったみたいです。
なかなか取れなくて両方の前足を口元に。困ってる姿がカワイイ! もうガムは懲りたかと思ったらまたかじりついています。よほどおいしい味なんですね。
歯みがきガムには一つ心配な点があって、丸呑み事故の報告がけっこうあるそうです。
ペットの喉に詰まらないように人がガムを手に持って食べさせるのがおススメなんですって。
(引用元:歯磨きガムは手で持って与えましょう)
ロシアンブルーのそらちゃんに歯みがきシートを試している動画です。
シートなら指に巻いたり小さく畳んだり、いろんな使い方ができそうですね。こちらの飼い主さんは人差し指にぐるぐる巻きにしてそらちゃんの口入れようとしています。
初めての感触にそらちゃんはいやいやモードに。前足の爪でひっかいてきて飼い主さん危うし! 少しだけ上の歯が磨けたようですが、そらちゃんが慣れるまで繰り返すしかなさそうです。
よく考えたら歯を誰かに触られるのって怖いですよね。気道を塞がれたら命にかかわるわけで、ペットが全力で嫌がるのも無理もない話。
だから、ペットが「歯みがきすればいいことがある」と思ってくれたら二重丸◎。うまくいっているところは飼い主さんが上手にごほうびを与えているようです。
自分から口を開けてくれたら飼い主さんも流血沙汰にならないんですよね。
おいしいフレーバーの歯みがきジェルを使うのもいい方法。調べたところ、青リンゴ、イチゴ、オレンジ、ミルク、チキンまでありました。お値段は500円前後のお手頃なものから1万円超の本格的なものまで。選ぶのも楽しいですね。
愛するペットの健康を願うあまり、捕まえて羽交い絞めにして口をこじ開けていたらまるで拷問。反撃にあって飼い主さんが怪我したら「もう知らん!」てなってしまいます。
お役立ちグッズを上手に使いながら、歯みがきに少しずつ慣れさせていきたいものですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
オリジナルサイトで読む : AppBank
「歯抜けちゃん」にはしたくない‼ 飼い主さんを悩ます犬猫の歯みがき事情とは?