ミルクは“名脇役”
「ミルク(milk)は牛乳を意味する英語ですので、基本的にはミルク=牛乳という認識で大丈夫です。ラテ(latte)はミルク・牛乳を意味するイタリア語になります。
ミルクはコーヒーと相性のいい飲み物で、コーヒーの味わいを損なわず、むしろおいしさを引き立たせてくれる“名脇役”といえる存在です。
なお、スチームドミルクは蒸気で温められたミルクのこと、フォームドミルクはふっくらと泡立てたミルクのことをいいます。どちらもスチーマーを用いて作ります」(UCC)
小さなカップ入りの液体クリームや、瓶入りの粉末クリームも「ミルク」と呼ぶことがあります。コンデンスミルクも、よく聞きます。
「液体クリームには新鮮な乳脂肪である生クリームから作った動物性のものと、植物油に粘度をもたせて乳脂肪に近い状態にした植物性のものがあります。
動物性クリームはミルクの味わいが濃厚なので、濃いめのコーヒーに合います。植物性はあっさりしてコーヒーの味に与える影響が小さいので、アメリカンなど軽めのコーヒーに合います。
コンデンスミルクは加糖練乳ともいい、ベトナム式コーヒーなどによく使われる甘みの強いタイプです。コーヒーをデザート感覚で楽しみたいときにおすすめです」(UCC)