関東の内陸部では次第に雪の降り方が強まってきました。10時40分の時点で雪と雨の境界線が東京23区付近にあり、雪になっているエリアではこの後の積雪増加に注意が必要です。
ウェザーニュースアプリ利用者からの天気報告では、東京・多摩から23区西部にかけてや埼玉県などはほとんどが雪になっています。強い雪の報告も届いていて、朝に比べると雪が勢いを増している状況です。
一方で東京湾に近い大田区や港区などは雨やみぞれの報告が目立ち、ちょうど東京23区に雪と雨の境界が形成されています。
雪と雨の境界線は地上気温が0℃と概ね一致しており、0℃以上の気温の高い領域はわずかながら内陸へと拡大してきました。一方で、この後は雪が強まることでさらに気温の低下も見込まれるため、昼頃にかけては大きな雪の範囲の変化はない見通しです。
気温が0℃未満で経過している東京都練馬区では道路にうっすらと積もり始めている状況です。
東京23区の内陸の地域ではしばらく雪が積もりやすく、道路にも積もる所が増えてきます。東京には10時38分に大雪警報が発表されました。
午後になると雪から雨へと変化し、ある程度の積雪になった所ではシャーベット状の滑りやすい路面へと変わることが考えられます。現時点で雨になっている沿岸部では積雪の可能性は低い見通しです。
路面の状態は刻々と変化しますので、移動をする際は油断をせず、十分に注意をしてください。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
【東京に大雪警報】路面状態の変化に十分な注意を