韓国ではもちろん、日本やアメリカなど、全世界で圧倒的な人気を誇る7人組ボーイズグループ・BTS (防弾少年団)。「Dynamite」、「Butter」など全編英語詞の楽曲を発表したことでアメリカの有名な音楽授賞式であるグラミー賞にもノミネートしましたよね。今回は、そんなBTSの個性豊かなメンバーを2023年最新の人気順形式で紹介していきます! また、BTSが世界的なアーティストになった背景が気になる方も多いのではないでしょうか。その疑問にお答えしていきます。さらに、今後、誰に人気が集まるかも予想しました。BTSの魅力を最大限にお伝えしていくので、最後までぜひご覧ください!
音楽プロデューサーのパン・シヒョクさんが設立したBig Hit Entertainmentから2013年6月13日にデビュー。デビュー曲は現実と夢の狭間で葛藤する若者に向けた「NO MORE DREAM」で、強烈なビートとラップが印象に残る曲です。グループ名「防弾少年団」には「10代・20代に向けられている社会的偏見を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」という抱負を込めています。
デビューから約2年後の2015年5月5日、BTSは初めて音楽番組で1位を獲得しました! その時の活動曲は「I NEED U」。これまでの曲とは少し異なり、アイドル感あふれる男らしい曲になっていますよね。セクシーな振付も印象的です。その後、「RUN」、「FIRE」そして「Blood Sweat& Tears」などのヒット曲を連発し、トップアイドルへの道を歩んでいくことになります。
2017年、彼らは大きな転機を迎えます。世界進出を視野に入れ、「BTS」を通称名として使うようになったのです。ローマ字表記を略した意味もありますが、「Beyond The Scene」という定義もあります。
「LOVE YOURSELF」アルバムのシリーズのヒットに始まり、英語詞の楽曲リリース、さらにはグラミー賞のノミネートまで、世界的に大きな影響を与えるまでになりました。国連でスピーチをしたり、ホワイトハウスに訪問したりしたことも記憶に新しいですよね!
そんなBTSを支えるファンダムは「ARMY (アーミー)」! 軍隊を意味する英単語「army」と「若者を代表する魅力的なMC(Adorable Representative MC for Youth) 」の2つの意味があります。メンバーに影響を受けて寄付をしたり、森をつくったりしているとのことで、素敵なファンダムですよね。コンサートなどのイベント時には「アミボム」と呼ばれるペンライトを振るんだとか。
ここからは、BTSのメンバーを日本での人気順で紹介していきます! 合わせて、各メンバーがリリースもしくはフィーチャリングした曲の中でオススメを紹介しますのでぜひ聴いてみてください。1人ひとりの魅力を感じ取っていただけたら嬉しいです。
第1位は、BTSの末っ子・ジョングクさんです。歌、ダンス、ラップだけでなく、運動やアートまでもそつなくこなすことから「黄金マンネ」というあだ名があるほど。また、ステージを見た時にセンターにいることが多かったり、顔立ちが整っていたりすることでBTSを知るきっかけになった方も少なくないのではないでしょうか。メンバーやスタッフ、ファンを思いやる気持ちが強い優しい性格の持ち主です!
「Dreamers」は、昨年カタールで開催されたFIFAワールドカップのサウンドトラックとして発売されました。大会を盛り上げるのにふさわしい明るい楽曲になっています。なんと、本人が直接現地の開会式でこの曲を披露したんです! ダンサーとの息がぴったり合ったパフォーマンスは必見。BTSのYouTubeチャンネルにアップされた動画は、既に1億回以上再生されています。さすがジョングクさん。人気の高さを証明しています。
続いてランクインしたのは、Vさん。日本では「テテ」の愛称で親しまれていますよね。楽曲では深みのある低音ボイスを聞かせてくれるので、癒されること間違いなし。かっこいい姿を見せてくれるステージとは一転して、普段は独特な雰囲気を見せてくれます。また、交友関係が広いのもVさんの魅力で、ドラマ「花郎(ファラン)」で共演した俳優のパク・ソジュンさんと仲が良いんです!
2021年から2022年にかけて放送されたドラマ「その年、私たちは」のOSTとして知られている「Christmas Tree」は、Vさん特有の深くて優しい低音を堪能できます。個人的には冬に再生しまくりたいところ。韓国のOSTで初めて、ビルボードHOT100にランクインしたのです! クリスマスイブにリリースされたので、有名なクリスマスソングも上位にひしめき合う中で79位に入りました。驚くべき快挙ではないでしょうか。
ジミンさんは、ステージでのパフォーマンスが特に印象的。伸びのある繊細な高音と、しなやかなダンスが持ち味です。BTSの楽曲に華やかさを加えていますよね。そして、継続的に慈善活動に取り組んでいるとのことで、その人柄も愛される要因ではないでしょうか。地元である釜山の教育庁に約900万円の寄付、世界中の子供たちにポリオワクチンを接種できるよう約1000万円の寄付をこれまでに行っています!
今年初めにリリースされたBIGBANGのテヤンさんの楽曲「VIBE」にフィーチャリングで参加したジミンさん。K-POP界を代表する2人のコラボは大きな話題を呼びましたよね。発売から1か月近く経つ現在でも、各種音楽チャートで上位をキープし続けているんです。
リズミカルなメロディーにジミンさんの高音がとてもよくあっていると思います。これからもBTSのメンバーはもちろん、他のアーティストとのコラボが見たいところ!
4位は、グループの最年長であるジンさん。元々俳優を目指していただけあって、顔立ちが整っていますよね。その顔立ちとは裏腹に、BTSではお笑いのポジションになっていて、メンバーやファンから愛されているのです。優しく穏やかな歌声が持ち味で、ドラマの挿入歌を歌ったりソロで楽曲をリリースしたりしています。現在は兵役中なので、除隊したら歌手活動だけでなく俳優活動も見られたらいいですね!
「The Astronaut」は、「My Universe」でも一緒に歌ったイギリスのバンドColdplayも参加していて、ブエノスアイレスで行われた彼らの公演でも披露されました。ライブ映像では、アルゼンチンでもBTSの知名度が高いことが伺えます。軍服務によりおよそ1年半ジンさんの姿を見る機会は限られてしまいますが、この曲を聴くことでなんだかそばにいてくれるような感じがするのではないでしょうか。穏やかな歌声に癒されること間違いなし!
J-HOPEさんは、その名の通り「希望」を担当しています。いつも笑顔を絶やさない明るい性格なので、見ているだけで元気が出てくるんです。キレキレのダンスも魅力的で、曲に合った表情を作るのも上手。ダンスが心から好きで、楽しんでいることが伝わってきます。また、ラップ詞も自身が作詞しているので、歌詞に注目して楽曲を聴いてみてくださいね。
昨年はメンバーを代表して音楽授賞式MAMA AWARDSにも出演し、大きな話題になりました!
ヒップホップ歌手Crushさんとのコラボで話題を呼んだ「Rush Hour」。J-HOPEさんの持ち味である明るいラップが堪能できますので、2人の掛け合いに注目して聴いてみてください。また、2月17日からは「j-hope IN THE BOX」というソロプロジェクトに密着した音楽ドキュメンタリーがDisney+(ディズニープラス)で配信されるとのこと。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
BTSのラップといえば、SUGAさん。作詞・作曲の中心を担うメンバーで、韓国音楽著作権協会の正会員にもなっているほどなんです。また、プロデューサーの役割も担当していて、「ミンPD」と呼ばれることもしばしば。ソロでは「Agust D(アガストディー)」の名義で曲をリリースしています。ラップをしているときはカリスマ性があふれてかっこいいですが、普段はメンバーを穏やかに見守る姿が印象的です!
韓国の国民的シンガーソングライターのIUさんとSUGAさんは、1993年生まれの同い年。そんな2人のコラボによって生み出された「eight」は、当時28歳だったIUさんが「前に進みたいけど進めない」という無気力感を記録したい想いからつくられました。自分自身はもちろん、同世代の人たちに向けてエールを送っているような曲ではないでしょうか。SUGAさんのラップにも注目してみてください!
最後に紹介するのは、BTSのリーダー・RMさんです。かつては「RAP MONSTER (ラップモンスター)」という芸名を使用していました。英語をとても流暢に話すことができるRMさんは、国連でもスピーチを行ったんです。TOEICも900点以上取れちゃう頭脳派として知られています。プライベートでは読書や美術鑑賞が好きで、その様子をSNSで垣間見ることができるのでチェックしてみてください!
「Wild Flower」は、昨年発売されたソロアルバムのタイトル曲で、バンドグループCherry Filterのボーカルであるチョ・ユジンさんがフィーチャリングしています。壮大な中にもどこか切なさを感じるメロディーが印象的。RMさんの感性が反映されたミュージックビデオはなんだか芸術作品を鑑賞しているかのような美しさがありますので、癒されてみてください!
韓国で一番人気なのは、ジミンさん。見た目は穏やかで優しいですが、男らしい内面を持ち合わせていることが人気の秘訣だと考えられます。また、ステージ上で見せるパフォーマンスに魅力を感じる方が多いのではないでしょうか。さらに、慈善活動を通して社会に良い影響を与えていることも支持を集める要因。アイドルとしてだけではなく人として尊敬できるジミンさんは素敵です!
一方、アメリカではジョングクさんの人気が高いんです。ルックスはもちろん、パフォーマンス力も秀でているためファンが多いのでしょう。また、鍛え上げられた肉体美もアメリカのファンから見ると魅力的に映るのだと思います。このように、国によってどの点を重視するか異なるので、おのずと人気順も違ってくるのは興味深いですね!
ここからは、なぜBTSが世界中で人気になったのかを紹介します!
今ではほとんどのアーティストがTwitterやInstagramを開設していますが、BTSがデビューした当初はそこまで普及していませんでした。彼らは忙しいスケジュールの合間を縫って積極的にSNSを更新し、ファンとの交流を図ったことで支持を得たのではないでしょうか。また、ライブ配信を頻繁に行うことでリアルな姿を伝えていたことも成功の要因と言えます。アーティストでありながら、なんだか身近な存在に感じられるんですね!
メッセージ性が強いとされているBTSの楽曲。メンバーの中でもRMさん、SUGAさん、そしてJ-HOPEさんの3人は自身で歌うラップ詞を手掛けたり、作曲に参加したりしています。そのため、彼らの伝えたい想いがよりダイレクトに伝わってきて、共感できるのではないでしょうか。
BTSの持ち味といえば、やっぱりステージですよね! 7人の息がぴったりと合ったダンス、1人ひとりの個性が存分に発揮されたボーカルとラップは強烈に印象に残ります。特にダンスは、強弱の調節が上手。締めるところは激しく踊って、リズムに乗る時はゆるく踊れるのは本当にスキルが高い証拠ですし、音楽を心から楽しんでいる様子が伝わってくるんです。
7人はそれぞれ性格や趣味が異なりますが、仲が良く、お互いを尊重し、信頼しあっているのがわかるのも人気を集めた理由。誕生日の際は愛のあふれるメッセージをTwitterに投稿しているんです! 今年でデビュー10周年を迎える彼ら。まるで家族のように和気あいあいとしていますよね。きっと様々な葛藤やぶつかり合いがあったと思いますが、それを乗り越えて今のBTSがあるのではないでしょうか。
そして何よりも、ARMYを心から愛している姿勢が伝わってくるのが人気の秘訣! コンサートや授賞式で常に感謝の気持ちを伝えてくれるので、そんなBTSに感謝の気持ちでいっぱいになりますよね。Vさんが作った言葉に「ボラヘ」という単語がありますが、これは「虹の最後の色である紫のように、末永く愛する」という意味が込められています。また、BTSを象徴する色が紫であることも由来なんです。
今後、人気はJ-HOPEさんとSUGAさんに集まるのではないかと予想します! J-HOPEさんは最近、メンバーを代表して授賞式に参加したり、ルイ・ヴィトンのショーに出演したりと積極的に活動しているからです。また、SUGAさんもヴァレンティノのアンバサダーに就任したり、自らが司会を務める「シュチタ」というトークバラエティーを行ったりしているので注目が高まるのではないでしょうか。
ここまで、BTSメンバーの魅力や人気になった理由などを紹介してきましたが、結局は7人ともかっこいいという結論に至りますよね! 出身地も性格も異なる7人が同じ夢を持って集まったことが奇跡。個人でもグループでもマルチに活動できるメンバーのセンスと才能に感心させられます。2023年も、どんな活動を見せてくれるか楽しみです。皆さんで温かく応援していきましょう。
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【2023年最新】BTS(防弾少年団)メンバー人気ランキング!