2023年1月24日にNBAのウィザースから強豪レイカーズにトレード移籍した、バスケットボール日本代表である八村塁選手。現地アメリカのみならず、母国日本からも熱い視線が送られています。今回は八村塁選手のプロフィールやライカーズというチームのこと、移籍してからの成績などの情報をいち早くお届け!
生年月日:1998年2月8日
身長:203cm
体重:104.3kg
出身地:富山県富山市
父親がベナン人、母親が日本人
最近は日本人でもハーフの人が増えてきたましたね。彼もその中の一人。もともとはバスケットではなく野球をしていました。イチローに憧れていたとか。しかし、中学の頃友達にしつこく誘われて試しにバスケをしてみたところコーチに気に入られ、そこからバスケの世界に入っていきました。
大学はアメリカのワシントン州にあるゴンザガ大学へ。バスケットに関しては1943年からリーグに参戦しているのでかなりの古参大学。また、強豪校としても知られており、全米でも屈指の強さ! そのため、ゴンザガ大学からNBAに加入した選手もたくさんいます。
ゴンザガ大学でその名を知らしめた八村塁選手は2019年シーズンからNBAに加入。大学時代のコーチと話し合ってドラフトエントリーを決めました。
その後は日本人初となるドラフト指名1順で見事ウィザーズに加入することが決定! 凄いですね!
八村塁選手のポジションはPF(パワーフォワード)とSF(スモールフォワード)です。フォワードと聞くとガンガン得点決めるぜ! というような印象を持たれる方もいるかもしれませんが、バスケットは少し違います。
バスケットでいうフォワードは得点、リバウンドなどマルチなプレーが必要。もちろん個人でプレーの内容は違いますが、おおまかには得点源になるオールラウンダーと覚えておきましょう。
PF:ゴール周りでプレーする事が多いガンガン点を取る、リバウンドするなどの前からの守備も必要。
SF:PFよりも外側でプレーするイメージ。特にスリーポイントやロングシュート、1対1(バスケでは1on1)で仕掛けていくポジション。
八村塁選手は攻撃で大切なPFとSFの両方を担うので試合の得点源になっています!
レイカーズとはアメリカNBAの強豪チーム。チームの歴史は古く、創設されたのは1947年。76年もの間アメリカのバスケットボールファンから愛されています。また、NBAチャンピオンとして歴代最多タイの17回も優勝しているんです! 同じくボストン・セルティックスというチームも17回チャンピオンに輝いています。
これだけ歴史あるチームに移籍した八村塁選手はとても凄いことがわかりますね!
NBAってよく聞くけどなんのこと? と思う方もいると思います。特にバスケットに詳しくない方はチンプンカンプンなはず。そのためここでは簡単にNBAとは何かを解説したいと思います。
NBA(アメリカ・バスケットボール・アソシエーション)の略。カナダとアメリカにある合計30チームから編成されていて西のウエスタン・カンファレンス、東のイースタン・カンファレンスに分けられ、西と東はそれぞれ15チーム。そこからさらに5チームが3つのディビジョン(区域)に分かれて1シーズンで82試合を戦います。
1シーズンは10月から4月の間に開催され、それぞれのディビジョンで12〜30試合行われて最終的にプレーオフに進んだあと、東西の優勝チームが競い、NBAでのNo.1が決定。
八村塁選手はロサンゼルスにあるチームに所属しているのでウエスタン・カンファレンスです。ちなみに前所属チームであるワシントン・ウィザーズはイースタン・カンファレンスでした。
ウィザーズからレイカーズに移籍後の成績はこちら。
移籍は1月24日。1月26日から出場しており、それ以降全ての試合に出場しています。初日である1月26日は22分の出場でしたが、1月29日は24分、1月31日は28分、2月1日は40分と徐々に出場時間が増加。
これはチームから認められている証拠!冒頭でもお伝えしましたが、レイカーズは歴史の長い本当に名門チーム。そこで40分も出場できて、しかも二桁得点となると彼の勢いが増していることがわかります。
日本人初のドラフト1巡指名。日本人初の強豪レイカーズ加入と、今までにないくらい、日本のバスケットに新たな歴史を作り続けている八村塁選手。メディアにもどんどん取り上げられることでしょう。
今後の活躍に大いに期待したいですね!
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【NBA】ロサンゼルス・レイカーズに移籍した日本代表選手八村塁ってどんな人物?