ピンクに染められたハトを保護。アメリカで流行の「性別お披露目パーティー」が原因か

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アメリカ・ニューヨークで頭から尾っぽまで全身がピンク色をしたハトが保護された。傷ついた野鳥を助ける地元の保護団体は「人為的に染められたもので、人間の赤ちゃんの性別お披露目に使われた説が有力になってきている」としている。

アメリカでは生まれてくる赤ちゃんの性別を親族や友人らに伝える「性別お披露目パーティー」が人気で、ケーキにピンクや水色のクリームを仕込むなどする。救助されたハトはそのパーティー用にピンクに染められた可能性があるという。

ワイルド・バード・ファンド」が1月31日にピンク色をしたハトの写真を公式Twitterアカウントに投稿した。ハトは善意の人によってマディソンスクエア公園で救助され、同団体のところにやってきたという。

Wild Bird Fund (@wildbirdfund) on X
Pigeons come in many different colors, but pink isn't one of them. This king pigeon was deliberately dyed and released. As a domestic bird unable to find food i...

同団体は「ハトはいろんな色をしているものですが、ピンクはありえません」。人に飼われていたとみられるといい、栄養失調の兆候もあるとしている。

この投稿に対し、「心が痛む。なんでこんなことができるのか」や「保護されてよかった」など心配や安堵の声が寄せられている。

中には「このハト、本当は何色であるべきなの?」という質問もあり、同団体は「白」と返答。「この忌まわしいピンクの羽は抜け替わる?」との問いには「まず何回か水浴びさせて、どうなるか見てみます。最終的には抜け替わるはずです」と答えた。

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