次世代「iPad Pro」に訪れるいくつかの大幅刷新について、経済紙記者のマーク・ガーマン氏がリークしています。
*Category:テクノロジー Technology *Source:9to5Mac(1) ,(2) ,Mark Gurman(BloomBerg) ,@DSCCRoss(Twitter) ,@aaple_lab(Twitter)
テック系メディア「9to5Mac」が取り上げた最新レポートで、ガーマン氏は、今年がiPadシリーズにとって「軽い年」になると報告しています。ガーマン氏によれば、今年のiPad Proについては「特筆すべきこと」は期待できず、エントリーレベルのiPad、iPad mini、iPad Airについても「大きなアップデート」が行われることはないとのこと
しかし2024年には、約7年ぶりとなる「デザインの大幅刷新」に加え、久々に大きなアップデートが行われるようです。
ガーマン氏によれば、AppleはiPad Proのデザインを更新し、現在のアルミニウム製ユニボディではなく、ガラス背面を採用する可能性があるとのこと。
ガラス背面を採用することで、iPadとしては初めてMagSafeに対応し、ワイヤレス充電が可能になります。ただし同氏は以前これについて、「有線充電よりは遅くなるだろう」と報告していました。
同レポートによれば、iPad Proが有機ELディスプレイを初めて搭載するとのこと。これはディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏のリークと一致しています。同氏は以前、有機ELディスプレイを搭載した最初のiPad Proは、有機ELを搭載したMacBook Airと並んで2024年にデビューすると報告していました。
またヤング氏は、これらのモデルに「タンデムスタック」と呼ばれる有機ELディスプレイ技術が採用されると報じています。この技術は従来の有機ELディスプレイと比較して輝度を高め、ディスプレイの寿命を向上させ、消費電力を約30%削減することができるそうです。
テック系メディア「9to5Mac」は最後に、AppleはiPadのラインナップを14インチ、あるいは16インチといったより大きな画面サイズに拡大することを検討しているという噂を取り上げています。
これらの新しい画面サイズが、2024年のiPad Proの刷新の一部になるかどうかは不明です。とはいえ、これだけ多くの刷新が行われるのであれば、大画面モデルが同時に投入されてもおかしくはないでしょう。
ガーマン氏のレポートによれば、この新型iPad Proは2024年の春に登場するとのこと。登場はまだまだ先ですが、長年変わらなかったiPad Proの大きなアップデートには期待が高まります。
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新型iPad Proに訪れる「7年ぶり」激変