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寒い夜が続くこの季節。冬の睡眠時、エアコンの設定温度は何度が適切なのでしょうか?
大手メーカー、パナソニックがおすすめする温度やエアコン活用術は? 「冬の快眠のOK・NG」リストとあわせて紹介します。
パナソニックによると、就寝時は、個人差がありますが、温度は20度、湿度は50%前後くらいがちょうどよいと言われているといいます。
エアコンを使う場合は、室温は20度前後、暖かい空気は上に向かうため、風向きは下にして稼働し続けるほうが快適です。
一方で、エアコンの空気が苦手だったり乾燥してしまうという人もいるでしょう。
そういう場合におすすめなのは、就寝の20〜30分前に寝具をめくってエアコンをつけておく方法。これなら寝具が温まり、入った時にヒヤッとしたり、温めすぎて深部体温を下げる妨げになったりすることも防げるといいます。
また、布団乾燥機で寝具を温めると、湿気対策やダニ対策にもなるそう。
加湿機能つきの空気清浄機を併用するのもおすすめ。顔周りだけのスポット的な加湿でも問題なく、寝る直前に水を飲んだり、枕元にペットボトルなどを置いて水分補給したりすることでも効果があると説明しています。
「冬はとにかく寒さ対策!」と考えて、就寝時にも様々な対策をしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実は快眠を妨げる原因になっている場合もあるといいます。
パナソニックが推奨する、「冬の快眠のOK・NG」リストは以下のとおり。
・レッグウォーマーを着ける
・事前に布団を温める
・事前に寝室の暖房をつける
・部屋着から寝間着に着替える
・温度は20度、湿度は50%前後に
・綿など通気性の良い素材の寝間着
・靴下をはいて寝る
・寝る直前にお風呂に入る
・厚着をする
・一晩中湯たんぽを使う
・一晩中電気毛布を使う
・寝る前にお酒を飲む
・化繊のフリース素材の寝間着
意外なものがNGリストに入っていると感じた人も多いのでは? 詳しく見ていきましょう。
靴下を履いて寝るのは、足からの放熱ができずに、深部体温が下がりにくくなり、眠りづらくなるとパナソニックは説明しています。ただし、それでも足が冷たい・寒いという人には、放熱に重要な部位である足首を締めつけずに放熱の邪魔をしない、緩めのレッグウォーマーがおすすめだそう。
「入眠の直前にお風呂に入る」「一晩中湯たんぽを使う」「一晩中電気毛布を使う」という行為も、深部体温を下げる妨げになるため注意が必要とのこと。電気毛布や湯たんぽは、就寝前に寝具を温めておくために使うのがおすすめだといいます。
また、冬の睡眠時の服装の定番としてフリースがありますが、化繊のフリースの場合は通気性が悪いものもあるため、寝ている間にかいた汗がこもって、不快になるので寝間着としては向いていないといいます。快眠を目指すなら、綿などの通気性の良い素材が向いているとのことです。
パナソニックが推奨するのは、今から実践できる簡単な方法ばかり。これまでの環境を見直しすだけで、快眠のヒントが得られるかもしれません。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
エアコン暖房、寝る時は何度がいい? 必読の「冬の快眠OK・NGリスト」がこれだ