下層から上層まで非常に強い寒気
上空1500m付近では-18~-15℃という、普段なら北日本を覆うような強さの寒気が九州や中国地方まで南下。上空5000m付近では-42℃以下の寒気が北陸付近まで南下する予想となっています。これだけの強さの寒気が南下するのは2016年1月24~25日以来です。
上空の高い所の寒気が非常に強いため、大気の状態が非常に不安定になります。雪雲が発達しやすく、日本海側の広い範囲に強い雪を降らせるとともに、太平洋側にまで広がる見込みです。
上空1500m付近では-18~-15℃という、普段なら北日本を覆うような強さの寒気が九州や中国地方まで南下。上空5000m付近では-42℃以下の寒気が北陸付近まで南下する予想となっています。これだけの強さの寒気が南下するのは2016年1月24~25日以来です。
上空の高い所の寒気が非常に強いため、大気の状態が非常に不安定になります。雪雲が発達しやすく、日本海側の広い範囲に強い雪を降らせるとともに、太平洋側にまで広がる見込みです。
現時点では北陸の山沿いが最も雪が多くなるとみられ、1日で100cm前後の雪が降ってもおかしくありません。近畿北部や山陰でも近年ではなかったような大雪となる可能性があります。
九州や四国も広い範囲で雪が予想され、濃尾平野や関西にも雪雲の一部が流れ込む見通しです。さらに関東もシアーライン(風の流れが変化する境界線)付近で雪雲が発達するとみられます。
普段から雪の多い地域では鉄道の運転見合わせや道路の通行止めなど、生活に支障が出るほどの大雪となるおそれがあり、普段は雪の少ない所でも積雪が予想される状況です。雪への備えは早めに進めるようにしてください。
» 大雪ピンポイント影響予測(会員向け)
最高気温を見ても名古屋市は1℃、福岡市で2℃など低く、名古屋市の最高気温1℃台は2012年以来、11年ぶりになります。北日本も寒さは厳しく、仙台市や秋田市など東北の広い範囲で最高気温が0℃未満の真冬日の予想です。
最大限の寒さ対策を行って、体調を崩さないよう十分に注意をしてください。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
来週は広い範囲で大雪のおそれ。近年にはない強さの寒波に注意