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ウェールズサッカー協会(FAW)は1月18日、代表チームの報酬を女子と男子で同一にする合意に達したと発表した。
合意はただちに履行され、2026年の男子大会も含め、2027年の女子ワールドカップまで続く予定だ。
BBCによると、報酬を公平にするために、ウェールズの男子代表の報酬を25%カットし、女子を25%引き上げる。
女子代表と男子代表は、「ウェールズをピッチ内外で世界の舞台に立たせるため、『Together Stronger(ともにあれば強い)』が、私たちカムリ(ウェールズ)代表チーム全員にとってのスローガンです」と共同声明で述べ、合意を歓迎した。
さらに「未来をになう少年少女たちが、国際的な場所でウェールズのサッカーは平等だと思えるようになってほしい。それは社会全体にとって重要です」と、子どもたちに与える好影響についても触れている。
FAWも、合意は「ウェールズを代表する選手たちには、同じユニフォームを着て同じ報酬が支払われるというメッセージを未来の選手たちに送るものだ」と述べている。
ウェールズ女子代表のキャプテン、ソフィー・イングル選手は「関わったすべての人を誇りに思います!」とツイートしている。
サッカーでは、代表チームの賃金を女子と男子で同一にする動きが広まりつつある。
アメリカでは2022年、長年の闘いの末に、女子チームが男子チームと同じ報酬の支払いを勝ち取った。他にも、ニュージーランドやノルウェー、オーストラリア、ブラジル、イングランドが代表チームの報酬を同一にしている。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
サッカー・ウェールズ代表、報酬を男女同一に。「ともにあれば強い」