WBC参加の選手が続々と発表される中、外野手登録の選手が4人しかいない事が話題になっています。実際、野球ファンの皆さんも他のポジションに比べて外野手が少ないのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では外野手登録が4人は人数的に足りないのか、もし足りないのであれば他のどの選手が外野を守る可能性があるのか解説していきたいと思います。
記事を読む事で、外野手登録の選手が少ないことで逆に楽しみなことも知ることができますよ!
侍Japanの外野手4人というのは本当に少ないのでしょうか。客観的に人数を見ると、他のポジションと違い外野手はスタメンで3人の選手が出場しますから、控えの選手が1人という計算になりますから、少ないとかんじるのも無理はありません。
ファンの皆さんが感じているように外野手4人では本当に少ないのかどうか検証していきたいと思います。
まずは今回WBCに出場する外野手の選手を見ていきたいと思います。
・鈴木誠也選手(カブス)
・ヌートバー選手(カーディナルス)
・近藤健介選手(ソフトバンク)
・吉田正尚選手(レッドソックス)
以上4人が今回出場の選手です。チーム名を見るとメジャー所属の選手ばかりで非常に豪華なメンバーであることが分かりますよね。
4人ともシーズンを通じて外野手をメインに守ってきた選手ですが、外野でもっとも守備の範囲が広いセンターをメインに守っている選手はヌートバー選手くらいです。もちろんヌートバー選手は、守備範囲や肩の強さにも定評がある素晴らしい外野手ですので十分に活躍ができると思います。
鈴木誠也選手もゴールデングラブ賞を獲得したこともある選手です。吉田選手、近藤選手はどちらかと言えばバッティングでの貢献度が高い選手でシーズン中もだけ気力が重視されるレフトに入る印象があります。
WBCはあくまで短期決戦ですから、スタメン3人に1人フォローがいれば十分という考え方もありますが、ケガや不調も気になるところですよね。スタメンを入れ替える必要がなければあまり問題がないも言えます。
外野手4人は少ない印象がありますが、実際何人だったら十分だと感じるのかが気になります。そこでここでは以前のWBCで外野手として出場した選手は何人いたのか確認していきましょう。
6年前のWBCでは日本の試合は合計で7試合でした。1ラウンド3試合、2ラウンド3試合、そして準決勝の7試合という内容です。
その中で外野手として出場したのは5名の選手でした。
・秋山翔吾選手(当時西武)
・筒香嘉智選手(当時横浜)
・青木宣親選手(当時アストロズ)
・平田良介選手(当時中日)
・鈴木誠也選手(当時広島)
この5人の選手が外野守備についたのですが、当時日本代表の主軸でもあった秋山選手は直前の強化試合で足を負傷した影響で、前半の試合は出場していません。
もし秋山選手が万全であれば、4名で試合を回すことも十分に可能だった可能性があります。そう考えると今回の4名体制というのは全く足りないということもないでしょう。
さて外野4人では選手が足りないんじゃないかという話でもう一つ気になることは、外野手登録以外の選手で外野を守ることができる選手がいるのかどうかというところでしょう。
出場選手を見ると、周東右京選手(ソフトバンク)、岡本和真選手(巨人)、大谷翔平選手(エンゼルス)も外野守備の経験があります。
周東選手が代走の後そのまま外野守備に入ったり、ほかの選手が不調であれば岡本選手がレフトに守備に入ったりということも短期決戦ではあり得るかもしれません。
そしてやっぱり見てみたいのは大谷選手の外野守備です。大谷選手の強肩と俊足は外野守備をしても凄まじいパフォーマンスを披露してくれそうですよね!
日本ハム時代にみた大谷選手のレーザービームが忘れられない人も多いでしょう!
前回大会で外野守備についたのが5人だと思うと一人くらい外野登録の選手がいなくても穴埋めできそうに感じてしまいますね。
今回の記事では侍Japanの外野手が4人となっていたことに対して、外野手が本当に足りないのかどうか?検証しました。
実際のところ、確かに外野手に守備職人的な選手はいませんが、前回大会では5人で十分に対応できていたことや今回の内野手の中にも外野を守った経験がある選手がいることで外野手登録の選手が4人でも対応できるのではないかと思います。
またアクシデントや、試合の展開次第では大谷選手の外野守備が見られるかもしれません。スタメンになるであろう選手たちが本来の動きをすればそもそも外野4人で十分に回ることもあります。
外野4人はシーズン中では不安かもしれませんが、WBCは短期決戦ですので意外な選手の活躍も期待しながら楽しみたいですね!
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【WBC】日本代表、外野登録選手4人は少すぎる?! 大谷の守備は見られるのか? 考察してみた【侍JAPAN】