【こちらも読みたい】雑踏事故の群集心理とは。明石歩道橋事故の「手引き」から学べること(ソウル転倒事故)
「道路で寝ないで!」
神奈川県警察本部が1月6日、公式Twitterで交通事故に向けた注意喚起を行なった。1月は交通事故が多発する傾向にあるとして注意を呼びかけている。
その注意喚起は一瞬耳を疑うようなものだが、神奈川県警によると、過去のデータに基づくものだ。いったい、どういうことなのか。
神奈川県警察本部のTwitterは、2018年から2022年の5年間、神奈川県内で「道路に横たわっていた歩行者の交通事故による死者数」(速報値)を紹介した。
1月から12月の間、道路に横たわっていた歩行者の死亡事故が最も多いのは1月で、「5人」というデータだった。
神奈川県警本部は「亡くなった方の多くが飲酒をして道路に寝込んでいました」とし、飲酒状況別の割合では、71%が飲酒していたことも紹介。「1月は(事故が)多発する傾向にある」と結論づけていた。
そもそも、飲酒している・していないを問わず、道路で寝そべる行為は道路交通法第76条第4項第2号で禁止事項として定められている。
さらに神奈川県警本部は9日、Twitterで過去3年の神奈川県内の交通事故発生状況の分析結果を投稿。それによると、1月の第2週の1月10日から交通事故が急増するという。
特に注意すべき時間帯として、神奈川県警本部は午後5時台を挙げ、車両と歩行者の事故に注意するよう呼びかけた。
https://twitter.com/kpp_koutuu/status/1612283150272446469?ref_src=twsrc%5Etfw
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「道路で寝ないで」。神奈川県警がピシャリと本気の注意喚起。1月の「ある日」を境に、交通事故が急増していた