女子駅伝の全国大会の締めの大会は、京都で行われる全国都道府県対抗女子駅伝2023(皇后杯第41回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会)です。第41回の今回の大会は、京都市西京極総合運動公園陸上競技場で2023年1月15日(日)に開催されされます。
この全国女子駅伝は、全9区間で中学生が3区と8区を走り、高校生は3区間以上、そして残りを大学生か社会人が走るというチーム編成の決まりがるんです。そんな、各世代が集まる女子駅伝。中学生から社会人までの各都道府県のランナーたちが、どのような活躍を見せてくれるか。本当に楽しみです。
今回は、各都道府県の注目ランナーを紹介させていただきます。
今大会は、毎年日本長距離界のトップクラスのランナーが出場します。
今年は、世界陸上がブタペストであり、いよいよ来年はパリオリンピック!
ここで良い弾みをつけて世界陸上からオリンピックへと羽ばたいていってほしいと思います。
では、今回の注目社会人選手はどんな方か紹介していきますので、ぜひご覧ください!
東京オリンピック1500mファイナリスト
昨夏、世界選手権で800m、1500m、5000mの3種目に挑んだ田中希実選手がエントリーされています。
昨年11月に行われたクイーンズ駅伝でも1区2位で走られている。今年も注目の選手です。
田中選手同様、昨夏世界陸上マラソンで出場され第9位だった松田瑞生選手です。
同じくクイーンズ駅伝の1区5位で走っています。
例年、大阪チームは上位に食い込んでいるだけにここでの好走では優勝も狙えるかも…
昨年ご結婚なされてさらに充実した活躍を期待したいですね。
東京五輪代表で、5000mに出場した萩谷楓選手(エディオン)が長野から、3000m障害に出場した山中柚乃選手(愛媛銀行)が愛媛から出場します。
今大会は、社会人同様大学生のトップクラスのランナーが出場しています。
昨年末の全日本女子駅伝や年末の富士山駅伝などで活躍した選手が、毎年素晴らしい走りを見ることができますよ。
大学生は、たいてい地元の都道府県所属ということもあり、地元の都道府県チームに帰って走りますので、同じ大学チーム同士の対決なんかも面白いですよ。
では、今回の注目大学生選手は……?次項から紹介していきます!
日本インカレ10000m優勝、10000m日本歴代2位の記録を持っている大学生No.1ランナーの不破選手もエントリー。
富士山女子駅伝では大事を取ってメンバー外となったが、まだ完全復活とは言い難いのが現状で体づくりに励みながら、さらなるレベルアップを目指している段階だそうだが出場するとなれば注目の選手です。
5000mで日本学生歴代2位記録をもっており、女子大学駅伝5年連続2冠の名城大学のエース山本選手。
今回の富士山女子駅伝でもエースが集う5区で区間賞の走りで後続を突き放した走りを見せただけにこの駅伝でも注目です。
インターハイや国体、そして全国高校駅伝での区間賞選手など今季高校トップクラスのランナーが今度は都道府県代表の選手として京都都大路を走ります。
その中でも今大会の注目選手は…?
そしてインターハイでは1500mと3000m日本人トップ入賞とトラックシーズン日本人トップの選手。3000mも今季日本人トップの9′05″03と日本人高校生相手では記録順位ともに期待がかかる選手です。
そして、駅伝シーズンに入っても全国高校駅伝の1区で見せたラストスパートで区間賞を獲得。同じ京都でどのような走りを見せてくれるのか注目です。
全国高校駅伝では、1年時から1区を任されていたが、今回はアンカーで逆転優勝のゴールテープを切った選手です。
昨年の都道府県対抗駅伝4区でも実業団選手、大学生が混ざった区間で4位と構想を見せている。距離が長くなるほど強いといわれているだけに、今回もさらなる活躍が期待です。
先ほど紹介したように、この駅伝では、必ず中学生が3区と8区に登場します。その区間距離は、3km。
その中でも1番の注目の選手は、全国中学選手権1500m優勝のドルーリー朱瑛里選手(鶴山・岡山)です。
800m、1500m中学ランキング1位でU16陸上大会では日本中学最高をたたき出しています。本当にすごいことなんです。
それだけではなく、昨年12月の高松UD記録会の3000mでは実業団選手を途中引っ張るそんなレースをみせてくれました。中学生区間では間違いなく敵なしではないかと思います。
・京都
・宮城
・長野
・兵庫
優勝回数18回の京都は、今大会も優勝、そして大会記録をねらう意気込みからも優勝候補ですね。
長野は、高校生は全国高校駅伝優勝の長野東高校メンバー中心の各世代バランスの取れたメンバー構成で今年は上位を狙えると意気込んでいるが中学生区間がしっかりと走ることができれば…
宮城は、全国高校駅伝2位の仙台育英の選手たちの走りに期待できそうです。前々回は2位、前回は3位と連続して優勝争いをして表彰台を獲得。安定感抜群の宮城県。今年も注目!
そして、兵庫は、田中希実選手、名城大学の石松愛朱加選手、中学駅伝優勝の稲美中の選手など、上位に食い込んでくるかもしれません。
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【第41回都道府県対抗】女子駅伝の注目選手は? そして優勝候補を紹介!