今回で101回目を迎える高校サッカー選手権ですが、今大会はなんと言ってもスター揃い! 各ブロックにプロ内定・プロ注目の選手がおり見どころ満載。そんな中この記事では12月31日の初戦(シードのため2回戦扱い)、神村学園vs山梨学院の一戦をご紹介したいと思います。
神村学園はドイツの名門ボルシアMG入団内定のFW福田師王を始めとしたタレント豊富な今大会一のスター集団。一方、山梨学院は前々大会優勝チームにして今年から新監督に羽中田昌氏が就任しているため、その采配に注目されています。
この一戦の勝者がこの大会の結末に関わってくることは間違いありません! ぜひ最後まで読んでみてください。
まずお伝えしたいのは今大会の優勝候補と目される神村学園の選手たちです。
ドイツのボルシアMG入団の福田師王選手、セレッソ大阪内定のMF大迫塁選手、またU-17代表にも選ばれている2年生吉永夢希選手と1年生の名和田我空選手。
この他にも各ポジションにプロで活躍できるポテンシャルを秘めた選手たちが揃っています。
先程もお伝えしたとおり一番の注目はドイツ・ブンデスリーガのボルシアMGに入団する福田師王選手です。身長は178cmとあまり高くありませんが、その特徴はなんと言っても得点力。U-19日本代表候補にも選出されており、昨年は2年生ながらインターハイの得点王となっています。Jクラブ10チームからオファーがあったとされており、その実力は折り紙付き。
日本の決定力不足を解消してくれる存在として今後の活躍に期待されているだけに、日本での最後のプレーになるかもしれない今大会を見逃すわけにはいきません。
こちらもまた今大会の注目選手。左利きのゲームメーカー大迫塁選手です。プレッシャーのかかる局面でも落ち着いてプレーすることのできるボールスキルもさることながら、守備でも貢献できる現代的なMF。
彼もまたアンダー世代の代表経験があり、育成に定評のあるセレッソ大阪に加入したことから今後の海外移籍なんかも個人的には期待していしまいます。この世代トップレベルのアタッカーコンビが山梨学院を終始苦しめるのは想像に難くないはずです。
対するは山梨県の強豪山梨学院高校。そのベンチに車椅子でいる監督の姿を初めて見た人は面食らうかもしれませんが、彼こそがまぎれもれもなく山梨学院を率いる監督です。
自身も高校時代2度の選手権準優勝を成し遂げており「忘れてきたものがある。一緒に楽しみたい」と選手権に対する強い思い入れも感じます。そしてなんと所持ライセンスはプロも指導できるS級。
これまでにカマタマーレ讃岐、奈良クラブ、ブリオベッカ浦安と育成年代ではなく社会人チームを率いてきた経歴があり、この経験値は紛れもない山梨学院の武器となりえるでしょう。
先日のワールドカップでたくさんのジャイアントキリングが起きたように、今大会でもそのような展開が多いのではないかと予想しています。戦術やデータ解析が進化してきたため相手を分析し、対策を練れるのは格下の強みでもあるのです。そしてやはりなんと言っても「勝って当たり前」と思われている試合ほど難しいものはありません。
神村学園は誰が見ても素晴らしい選手たちを揃えていますが、それだけに「初戦で負けるわけにはいかない」という重圧がのしかかっているに違いありません。これに対して山梨学院がどのような戦い方で来るのかが一番の見所になります。
数年後に日本代表として活躍する選手を「高校生の時から注目していたんだ!」とドヤりたい人は現地に行くしかありません!
そんな神村学園と山梨学院の試合は以下のように行われます。
日時:12月31日 12:05キックオフ
会場:等々力陸上競技場
チケット情報
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「年末年始は忙しいからこたつに入りながら選手権を見たい!」という人はこちらです。しかし毎回のことですが高校サッカー選手権をすべてリアルタイムで見ようと思うと、残念ながら地上波では見れません。
全試合を生で見られるのは以下2つの動画配信サービスです。見逃し配信やダイジェスト放送などもあり便利ですよ!
・TVer
どちらのサービスも無料で見れますのでぜひご活用ください!
オリジナルサイトで読む : AppBank
【高校サッカー】ドイツ名門入り内定のFW「福田師王」を擁する神村学園! 初戦の山梨学院戦は波乱の予感!?