「インディ・ジョーンズ」の元人気子役が38年ぶりに“博士”と再会。笑顔で抱きつく2ショットがエモすぎる【2022年回顧】

1984年当時のキー・ホイ・クァン(左)とハリソン・フォード(右)

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※2022年にハフポスト日本版で反響の大きかった記事をご紹介しています。(初出:9月14日)

1984年公開の大ヒット映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で、考古学者インディ・ジョーンズを演じたハリソン・フォードと、その若き相棒・ショート役で人気を得たキー・ホイ・クァン。

2人が38年ぶりに再会を果たし、話題になっている。

「大好きだよ、インディ」

フォードとクァンが再会したのは、9月10日に行われたディズニーファンのためのイベント「D23 ExPO 2022」でのこと。

この日、『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾作品の映像が初解禁となり、フォードもイベントにサプライズ登壇した。40年以上続く名作シリーズで主演を務めてきたが、フォードは「これで最後のインディになる」と宣言した。

実は同日、D23の開催にあわせて、クァンがディズニー傘下のマーベル・スタジオ制作のドラマ『ロキ』のシーズン2に出演することも発表されていた

クァンは、バックヤードと見られる場所でのフォードとの2ショット写真をインスタグラムに投稿し、こうコメントした。

「“大好きだよ、インディ” インディ・ジョーンズとショート・ラウンドが38年の時を経て再会しました」

「大好きだよ、インディ」とは、『魔宮の伝説』でクァン演じるショート少年がフォード演じるインディ博士を救うシーンで放たれるセリフで、同作の名シーンの一つでもある。

写真では、クァンはフォードに両手を回して抱きつき、フォードも肩に手を回し、満面の笑みを浮かべている。

この再会には、多くの映画ファンや映画監督・俳優らも反応。『スター・ウォーズ』シリーズでフォードと共演する俳優マーク・ハミルは、2人の写真をツイッターに投稿し「再会って本当にうれしいものだよね」とコメントし、22万以上の「いいね」が寄せられた。

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』撮影現場でのハリソン・フォード、キー・ホイ・クァン、ケイト・キャプショー(1984年撮影)

キー・ホイ・クァン、今なにしてる?

中国やベトナムにルーツをもつキー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー・クァンの名前でも活動)は、『魔宮の伝説』の翌年1985年には、『グーニーズ』にも出演。発明が趣味で、科学に関する膨大な知識を持つことから「データ」と呼ばれる少年リッキー・ワンを演じ、絶大な人気を得ていた。

1985年公開の名作『グーニーズ』。左からジェフ・コーエン、ショーン・アスティン、コリー・フェルドマン、キー・ホイ・クァン。大ヒットを受け、それぞれ子役として人気者に

子役としての活躍後は映画の作り手側となり、アメリカやアジアの映画を中心に、武術指導やスタントコーディネーター、通訳などを担当。

近年では俳優業に復帰しており、気鋭のスタジオA24製作の『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』ではミシェル・ヨーと共演。『ロキ』での役柄は明かされていないものの、クァンの再びの俳優活動に注目が集まっている。

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