12月20日(火)から31日(土)頃の間、7惑星が全て夕方の空に姿を現します。25日(日)以降は月も現れるため注目です。
全惑星を同時に見られるタイミングは、日の入り後の30分から1時間くらいの約30分間と、かなり短い時間となります。この時間帯より早いと空が明るいため水星や海王星が見づらく、この時間帯より遅いと水星や金星が沈んでしまいます。
なお、月や水星、金星、土星、木星、火星は肉眼で見られますが、海王星と天王星は双眼鏡や望遠鏡が必要です。
アストロアーツによると、次回見やすいものは2061年までないため、非常に珍しいとのこと。短い時間での観測チャンスとなりますが、この機会にぜひ惑星パレードをお楽しみください。
20日(火)は西日本や東日本は、移動性高気圧に覆われるため晴れるところが多い見込みです。特に関東南部では雲も少なく観測に適した天気が期待できます。
冬型の気圧配置が続く北日本では日本海側ほど雪となり、惑星パレードの観測は難しそうですが、道東など太平洋側のエリアでは晴れて観測ができる天気となります。
引き続き、冷たい空気に包まれているので、星空観測は暖かくしてお楽しみください。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
夕方の空に惑星が「全員集合」。全惑星を同時に観測できるタイミングは?