散歩中に拒否柴を発動してしまったカンくん。それに対してご主人さまがとった行動に関して話題を呼びました。そもそも拒否柴とは何なのか、なぜそうなってしまうのかという理由を知ると対応の仕方が見えてくるのかもしれませんね。
今回の記事では、ネット上で話題となった拒否柴のカンくんついても紹介しているので、気になる人は必見ですよ!
拒否柴とは、頑固な自分の意志と合わないときに断固拒否をするワンちゃんのことを指します。なかでも、柴犬はその傾向がとても強く、頑固なワンちゃんが多いです。
散歩の途中でリードを引っ張ろうとしたり、その場から動こうとしないなどの反応を見かけたこともあるかもしれません。時々見られる反応なら許してしまおうと思うこともありますが、毎回で困っているというご主人様もおられるかもしれません。
柴犬が拒否を示す理由は、ただ単に散歩が嫌いだからというわけではありません。
柴犬はとても学習能力が高いワンちゃんです。例えば雨の日の散歩が終わった後に嫌いなドライヤーをかけられたとしましょう。すると柴犬はその経緯を学習するため、それ以降の散歩を嫌がるようになります。拒否柴は、「散歩をするとどうなるか」という、先が見えた行動が出来るからこその反応とも言えるでしょう。
別の理由として、ワンちゃんがケガをしているから動きたくないということも考えられるため、まずはワンちゃんの状態をチェックすることも大切です。
そもそも、柴犬はご主人さまに対してとても従順です。それなのに頑固に拒否するということは、ワンちゃんとの従順関係が十分に培われていない可能性があります。
すべてのワンちゃんが当てはまるわけではありませんが、しつけを怠り、甘やかしすぎたなと心当たりのある方などは原因の一つとして考えられるかもしれません。
ワンちゃんが散歩を拒否続けるため散歩はずっと行っていないという方は注意が必要です。散歩に行かなければ、肥満や糖尿病のリスクが高まってしまいます。人間の生活習慣病と同じですね。
また、ストレスが溜まることにより、無駄吠えや凶暴化するリスクも出てきます。毎日とはいかなくても、少しずつワンちゃんを散歩に連れ出してみましょう。
まずは、少しずつ始めることが大切です。家から全く動かないのであれば、数メートル動いたらたくさん褒めてあげましょう。続けていれば、少しずつワンちゃんも歩いてくれるようになります。
散歩中の対策としては、おやつで誘導するのが定番ですね。その他にも、いつもと散歩コースを変えてみる、ドッグランに連れていき他のワンちゃんと交流を図るなども効果的です。
先日Instagramに投稿された柴犬のカンくんは2歳のオスのワンちゃん。散歩でおうちに帰ろうとすると、道路にべったりとくっつき、その場から歩こうとしない様子が映し出されています。
カンくんの場合は、お散歩が嫌なのではなく、おうちに帰りたくない様子。もっともっと散歩に行きたいという思いが拒否柴を発動させてしまったようです。
拒否柴となり全く動こうとしないカンくんに対し、ご主人さまはあえて歩いて来た道のほうへ移動してみます。するとカンくんは怪しみながらも、ついに顔を起こし、立ち上がってくれました。そしてくるっと方向転換を行い道はおうちへ帰る方向へ。ペースダウンはしたものの、カンくんは観念したようにおうちまで歩いてくれました。
カンくんにとっては「騙された!」と思う出来事だったかもしれませんが、拒否柴を発動してしまったカンくんに対してご主人さまがとった心理戦を用いた対応にSNSユーザーも感心の声が挙がりました。
カンくんは2020年6月16日生まれ。今のご主人さまに2020年10月15日に迎えられました。
Instagramでは、典型的な拒否柴のカンくんの様子をユーモアのあるセリフと一緒にたくさん投稿されています(@kan2020.0616)。もちろん、拒否柴になったカンくん以外の様子もたくさん投稿されているため、カンくんのことが気になるという方は、Instagramをのぞいてみましょう。
カンくんとご主人さまのやりとりはお見事でしたね!愛犬が拒否柴を発動しているご主人さまにとってはとても共感できる内容になったのではないでしょうか。どのようにすれば拒否柴を動かせるかを考えたとき、一つの良いアイディアになりましたね。今後もまた新しい拒否柴の対応の仕方について発見されるかもしれないので、要チェックです!
ここまでご覧頂き、ありがとうございました。
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