みなさんはレオパードゲッコーという生き物を知っていますか?日本名ではヒョウモントカゲモドキ。レオパードゲッコーを略して、レオパという愛称で親しまれている、爬虫類界のアイドル的存在なんです。今回は自身でも6匹のレオパを飼育するレオパの神秘的な魅力にとりつかれた私が、レオパの代表的な種類と、おしゃれで個性的なレオパのシェルター(隠れ家)をご紹介します。
この記事を読めばあなたもレオパの魅力にメロメロになること間違いなしです。一緒にレオパ沼への第一歩をふみだしましょう!
レオパードゲッコー、またの名をヒョウモントカゲモドキ。ヒョウモンという名前のとおり、ヒョウ柄の模様がかわいいイモリの一種です。レオパは色や模様が多彩で、たくさんの品種が存在するんですよ。品種改良が盛んにおこなわれており、2021年現在150種類を超えています。
この記事では代表的なモルフを10種類ご紹介。みなさんのお気に入りのモルフが見つかると思いますよ。
ハイイエローは、最も流通量が多いモルフです。ワイルド(野生種)の中でも黄色の強いものをかけあわせてきれいな黄色の体色を定着させたものですよ。お値段もお手頃で人気。初心者さんには一番におすすめできるモルフといえます。
タンジェリンは、みかんのようなオレンジ系統の色が強く出ているものをいいます。色はオレンジっぽいものから真っ赤なものまでさまざま。個体差もあり、育てていくうちにどんな模様になるのか楽しめるモルフです。
マックスノーは、先に紹介したハイイエローよりも黄色味が少なくなり、その代わり黒い模様がはっきりと表れているモルフ。地の体色は白からうすいピンク色です。地の体色の色合いによって、全体の印象がガラリと変わるおもしろいモルフですよ。
先ほど紹介したマックスノーの黄色味がほとんどなくなり、体の色は白く、黒い斑点が目立つようになったモルフです。このスーパーマックスノーの特徴は、なんといってもこの瞳。真っ黒でウルウルの瞳はとってもかわいくて人気なんですよ。
アルビノといっても真っ白ではなく、ハイイエローの黄色の色合いを全体的に薄くしたような色をしています。斑点がほとんど消えてしまうものもあり、個体による違いを楽しめるモルフですよ。
ラプターは全体的に薄く黄色がかった体色をしたモルフです。ラプターの魅力は、その赤い瞳。非常に美しい瞳ですが、視力が弱い場合があるため注意が必要。特に明るい場所ではまぶしさを感じて目を閉じていることが多いです。
ブリザードは、レオパ特有の斑点がなく、体全体が薄い灰色から白っぽい色になるモルフです。
先ほど紹介したブリザードよりも、より白くなった個体のことをブレイジングブリザードといいます。レオパは成長するにしたがって色合いが変わることがあり、どの程度白くなるのかは育ててみないと分かりません。このブレイジングブリザードの中には、純白に近いような美しい白に育つ個体もいますよ。真っ白のレオパをお探しの方はこの子がおすすめです。
ジャングルは、背中やしっぽの斑点模様が乱れているのが特徴。斑点同士がつながり、帯状の独特の模様になります。個体差が大きいため、お気に入りの一匹を見つけたい方におすすめのモルフですよ。
高額レオパの代表種、ブラックナイトです。レオパには珍しい黒色のモルフ。こちらも個体差が大きく、黒ければ黒いほどグレードが高く、値段も高くなります。全身真っ黒の個体はフルブラックと呼ばれ、非常に美しい漆黒の体色をしていますよ。
レオパを飼育するには、シェルターと呼ばれる隠れ家が必要。湿度を一定に保つために上部に水を入れられる、ウェットシェルターというものを使うことが多いんですよ。今回は、個性的でかわいいウェットシェルターをいくつかご紹介したいと思います。
一つ一つろくろで手作りでつくられている、原田窯さんのシェルター。水受けの部分は素焼きになっていて、保湿性が高く機能的です。とにかくデザインが魅力的! シックな色合いで落ち着いた雰囲気でありながら、模様が個性的で一度見たら忘れられないデザインのもの、動物柄や、淡い色合いのキュートなものなど見ているだけで幸せになれる商品がたくさんあります。
次に、SHELTERさんのシェルター。こちらはナチュラルな雰囲気が特徴です。ボーダーなどのシンプルなデザインから動物をデザインしたもの、おうち型のものは煙突の部分がフタになっていて、その中に水を入れるようになっているものもありますよ。
最後にご紹介するのがaiSUruさんのアイシェルター。こちらは上部に水を張りますが、湿度を保つ機能はあまりないようです。しかし、全体がコーティングされておりさっと拭けばきれいになるところが利点ですよ。デザインはシンプルですが、カラーバリエーションが多彩です。色もおしゃれで、いくつもそろえたくなっちゃいますよ。また、人気ユーチューバーさんやショップさんとのコラボ商品も。レオパの体色に合わせてシェルターを選べば、おしゃれなケージの出来上がりです。
いかがでしたでしょうか?お気に入りのモルフは見つかったでしょうか。ラプターの項目で紹介したように、それぞれのモルフによって目の見え方など飼育に配慮が必要なモルフもあるので、もし飼いたいと思った方は、よく調べてショップの方やブリーダーさんに飼い方を確認してみてくださいね。
そのかわいらしさとモルフのコレクション性から、どんどん魅力にはまっていく人が続出のレオパ。さあ、あなたもレオパの沼に足を踏み入れましょう。
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爬虫類界のアイドル的存在!? 神秘的なレオパードゲッコーの魅力とおしゃれなシェルターたちをご紹介!