Appleが開発中と噂されている第4世代iPhone SE。このモデルに関して、テック系メディア「MacRumors」が現時点での3つの謎を取り上げています。
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著名リーカーのジョン・プロッサー氏は、次世代iPhone SEはホームボタンが無く、ノッチを搭載したiPhone XRのようなデザインに移行すると予測しています。
「MacRumors」によれば、iPhone SEは、2023年のiPhone 15のラインナップの発売後に発売される可能性が高いとのこと。iPhone 15の標準2モデルには「A16 Bionic」チップが搭載されると予想されており、次世代iPhone SEにもこのチップが搭載される可能性は十分にあるでしょう。
このデバイスは2024年まで発売されないと予想されており、ディスプレイ業界に詳しいアナリストのロス・ヤング氏は、Appleが次世代iPhone SEに関連する複数の決定をいまだ熟考していると述べています。
ヤング氏によると、Appleは第4世代iPhone SEについて、5.7インチと6.1インチの間のサイズのディスプレイを検討しているとのこと。なお、iPhone XRのディスプレイサイズは6.1インチでした。
ただし、このサイズの場合は、iPhone SEの特徴の1つだったコンパクトさは失われてしまいます。なお、これまでのiPhone SEは、iPhone 8と同じ筐体で、比較的コンパクトな4.7インチ画面を搭載していました。
ヤング氏は最新のレポートで、Appleが検討している5.7〜6.1インチのディスプレイは、現行のiPhone SEと同様に液晶ディスプレイを採用しているものの、iPhone 12やiPhone 13のような6.1インチ有機ELディスプレイを選択することも検討中であると述べています。
2017年に発売されたiPhone Xが採用し、2020年のiPhone 12発売以降、AppleのiPhoneの主要モデルはすべて有機ELディスプレイを搭載しています。有機ELは液晶よりも高価ですが、1年以上先とされている次世代iPhone SE発売のタイミングであれば、十分に価格が下がっている可能性もあります。
iPhone XRのような全画面デザインでは、Touch IDホームボタンを設置するスペースはなくなってしまいます。そのため、次世代iPhone SEは、Touch IDをサイドボタンか画面内に搭載するか、もしくはFace IDを搭載するしかありません。
ミンチー・クオ氏によれば、AppleがiPhone SEにiPad AirなどのようにTouch IDサイドボタンを追加することを計画しているとのこと。コスト面ではTouch IDのほうが安価なため、廉価モデルであるiPhone SEにTouch IDが引き続き搭載されることは理にかなっています。
しかしヤング氏は、iPhone SEはノッチを搭載するため、Face IDを採用する可能性もあると示唆しています。画面内Touch IDに関しては、上位のiPhoneシリーズにも搭載されていないため、採用される可能性は低そうです。
オリジナルサイトで読む : AppBank
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