4大会連続14回目のW杯となる南米予選3位のウルグアイと、10大会連続11回目の大会に臨むアジア予選2位通過の韓国が初戦で相まみえた。
ウルグアイはスアレスやゴディンらベテラン勢に加え、ヌニェスやバルベルデなど好調の若手がスタメン入り。対する韓国は、大会直前に左目付近を手術したことで懸念されたソン・フンミンがフェイスガード着用で先発したほか、元ガンバ大阪のファン・ウィジョ、守備の要であるキム・ミンジェなどがスタートからピッチに立った。
試合序盤はボールを保持して能動的に仕掛けた韓国がソン・フンミンを軸としたサイド攻撃でペースを掴もうとするも、ウルグアイもそれを許さず。ヌニェスやスアレスを活用しながらバルベルデが際どいミドルシュートを放つなど、徐々に盛り返す。
そんな中、35分には韓国に決定機。ボックス右で縦パスを受けたキム・ムンファンがクロスを入れると、正面でフリーとなっていたファン・ウィジョがダイレクトシュート。しかし、これはバーの上にはずれ、絶好機を活かすことができない。
一方のウルグアイは43分、バルベルデの右CKに打点の高いヘッドで合わせたゴディンのシュートが左ポスト直撃。両チーム共に決定機を活かしきれなかった前半は0-0のまま終了する。
迎えた後半も拮抗した試合展開が続く。ウルグアイのアロンソ監督は64分、チャンス創出に苦しんでいたスアレスを下げて、抜群の勝負強さを誇るカバーニを送り出す。一方、パウロ・ベント監督は74分、ファン・ウィジョとナ・サンホに代えてチョ・ギュソンとイ・ガンインを投入する。
終盤、攻勢に出たウルグアイは82分にペナルティアーク付近でヌニェスが右足を振り抜くも、シュートはわずかに枠の右へ。さらに、90分にはバルベルデが中距離から放った強烈なミドルシュートもクロスバーに弾かれる。
結局、ポストにも2度助けられた韓国がウルグアイの強力攻撃陣を無失点に抑え込んで試合終了。両チームが初戦で最低限の勝ち点1を獲得した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4f40769fb53956fe1ed52dc0f3792fe3d6d4096
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