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お笑いコンビ「日本エレキテル連合」の中野聡子さんが11月17日、子宮頸がんと診断されたことを発表。同日、中野さんは相方の橋本小雪さんのTwitter上で、心配するファンらの声に感謝を伝えた上で「どうか子宮頸がん検診受けて下さいね」とメッセージを寄せた。
中野さんは橋本さんのTwitterで「癌公表って凄い物々しい見出しですが、今は医療も発達しておりますし、私はピンピンしています。 いい具合に忘れられて今1番楽しくやっておりますので、ご安心くださいませ」と記した。
2人は17日、所属事務所「タイタン」の公式サイトで、12月に予定していたライブを中止することを報告。その理由について、中野さんの子宮頸がんの治療のためだと明らかにした。
中野さんは現在38歳。今後の生き方を考えたことも明かし、「私達は今後、自分達のしたい事だけをし、エネルギッシュな人生にしたいと思っています」とつづった。
タイタンを退社することを申し出たものの、太田光代社長からの提案を受けて業務提携という形で関わっていくことも明らかにした。 がんの進行度合いなどについては記されていない。
太田社長もコメントを公表し、「中野聡子、橋本小雪とも前向きに今後の活動に意欲を燃やしております。治療も含め、私共に出来ることは最大限に協力していきたいとの思いでございます」と記した。
子宮頸がんとは子宮頸部に発生することが最も多いがんで、通常、一定の時間をかけてゆっくりと増殖する。発症のピークは40代。日本医師会の公式サイトによると、20代〜30代の若い世代の患者も増えているという。
発生する原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられている。HPVは性交渉によって感染し、多くの女性が一生に一度は感染すると言われる。通常は免疫機能によって排除されるが、排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部の人の細胞ががん化する事がある。
発症しても初期はほとんど自覚症状がなく、定期的な検診を受けることが早期発見につながるとされている。一生のうちにおよそ73人に1人が子宮頸がんと診断されているという。
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子宮頸がん公表の日本エレキテル連合・中野聡子さん「検診受けて下さいね」とメッセージ