iPhone版Safariで、特定の検索ワードを入力するたびにSafariがクラッシュする奇妙なバグが報告されています。
◆ 関連:罰金28億円「充電器なしのiPhone売っちゃダメ」Appleの〝言い訳〟も全却下*Category:テクノロジー Technology *Source:Appleinsider ,@AppleSupport(Twitter)
テック系メディア「Appleinsider」によれば、iPhone版Safariで、アドレスバーに「bes」「wal」「tar」などの3文字の単語を入力するとクラッシュが発生すると、一部のユーザーが報告しているとのこと。
このバグは、Safariを起動し、アドレスバーに「wal」「bes」「tar」と入力することで発生します。それ以上入力しないか、スペースを入力するとSafariがクラッシュする場合があります。
これらの検索語は、ECサイトの「Best Buy」や「Target」といった小売チェーンの頭文字になっています。なお現在のところ、この3文字以外のパターンは見つかっていないようです。
このバグは誰でも再現できるものではなく、報告はあくまで一部のユーザーからのもよう。なお、「Appleinsider」によれば、この問題を報告しているユーザーは主に「カリフォルニア州とフロリダ州」とのこと。
この条件から、同メディアはこのバグの原因がサーバー側にあるようだと指摘。また、iPhoneのSafariでGoogleの検索エンジンを使用している際に起こることから、Google側の問題の可能性もあると示唆しました。
Appleは、このバグに対する回答や回避策を提供していません。この問題が発生したユーザーは、この問題が完全に修正されるまで、別のブラウザをインストールするか、別の検索エンジンを使用することでクラッシュを回避できます。
この問題についてツイートしたユーザーにAppleのサポートが返信していますが、「iOSのバージョンを教えて下さい」という内容のみで、バグについては触れていません。
これはサーバー側の問題のようなので、修正を実行するのはAppleかGoogleになるでしょう。現在この問題は徐々に解決に向かっているようですが、万が一このバグに遭遇した場合は、検索エンジンを変えると解決するかもしれません。
オリジナルサイトで読む : AppBank
iPhoneをバグらせる〝3文字〟の単語が見つかる