イーロン・マスクのTwitterは、LGBTQにとって安心できない場所になりつつある
Twitterを買収した世界一の富豪イーロン・マスク氏は、“言論の自由”を取り戻すと宣言した。しかしどうやら、マスク氏の主張する言論の自由は、加害者が罰を受けることなくLGBTQ+などマイノリティの人々を公に誹謗中傷できることを意味するようだ。
Twitter社はこの数年、ようやく同性愛嫌悪やトランス嫌悪的な投稿への対策に力を入れるようになった。(略
ヒューマン・ライツ・キャンペーンは10月28日に声明を発表し「マスク氏は、過激主義や虚偽情報を発信する危険人物のアカウントを復活させると約束した。実現すればTwitter――LGBTQ+の人々を含め、社会の隅に追いやられた人々の多くにとって、コミュニティであると同時にヘイトが押し寄せる場所――はあっという間に、今よりも敵対的になるだろう」と警告した。
また、マージョリー・テイラー・グリーン氏やスティーブ・バノン氏など、LGBTQ+の人々の権利や福祉に批判的な発言を繰り返してきた論客のアカウントも、復活するだろうと言われている。
マスク氏が、TwitterでLGBTQ+、中でもトランスジェンダーを軽視する人々の権利を守ろうとしていることは明らかだ。(略
マスク氏は、Twitterで言論の自由を守ろうとしているのではない。もしそうであれば、力を奪われた人々の権利を守り、彼らが声を上げやすいプラットフォームにするだろう。
マスク氏がやろうとしているのは、以前のように自由に誰かをいじめられなくなったことに怒っている人々が、再び弱い者いじめをできるようにすることだ。そして、彼らがよく知らない相手のことを論破し、見下す権利を復活させている。
ひとりひとりが、サステナブルな地球環境の中で、自分らしく生きていくためにーー。
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