TwitterのCEOとなったイーロン・マスクは、コスト削減のため、大規模な解雇を行いました。米メディア「Los Angeles Times」によれば、同社従業員の半分にあたる約3,700人の解雇が実行されたとのこと。
これについて、多くの元Twitter社員が解雇されたことを次々とツイートで報告しています。
関連:イーロン・マスク「Twitterの社長クビね」〝ほぼ乗っ取り〟の衝撃買収、何が起こったのか時系列で完全解説元Twitter社員の多くは、ハッシュタグ「#OneTeam」と「#LoveWhereYouWorked」を使って連帯感を示しました。ハッシュタグには、Twitterと同じ色の青いハートのハッシュフラッグがついています。
こちらはTwitterの元プロデューサー、クリス・ユーニー氏のコメント。メールにログインできず、Macにもログインできなくなったとのこと。
これは期待できそうにないですね。メールにログインできない。Macの電源が入らない。
でも、これが午前3時に起きているのはとてもありがたい。タイミングを考えてくれたみんなに本当に感謝している。
Twitterの皆さん、最高です! #OneTeam
他にも、リモートでログアウトされ、仕事用チャットツールのSlackから削除されたという報告はいくつかあります。
どうやら僕は失業してしまったようだ。仕事用のノートパソコンからリモートでログアウトされ、Slackからも削除されました。#OneTeamよ、永遠に。みんなを愛していたよ。
このような形で終わらなければならないのはとても悲しい
今、仕事用のノートパソコンからリモートでログアウトし、TwitterのSlackから削除されたことを伝えるテキストが届きました。どうやら僕はこの2年間、気づかないうちにTwitterで仕事をしていたようだ。
#OneTeam
このような悲痛な報告もある一方で、これまでのTwitterでの仕事やチームを称えるツイートも投稿されました。
ちょうど解雇されたところです。バード・アプライド、このチーム、この文化の一員であることは、絶対的な名誉であり、最大の特権だった。
#LoveWhereYouWorked #LoveTwitter
Twitterはとても特別です。4年後、私は想像もしなかった経験と、多くのツイープたちとのゆるぎない絆を胸に、旅立ちます。私の頭は高く保たれ、私の絶対的な全力を尽くしたことを知っています。
@TwitterComms:私たちには誇れるものがたくさんあります。もっと高く飛ぶ時が来たのです。#OneTeam
なお米メディア「Los Angeles Times」によれば、一部の元従業員は3日、Twitterが連邦政府とカリフォルニア州労働者調整・再教育通知法(WARN法)に違反しているとして集団訴訟を起こしたとのこと。
イーロン・マスク氏は、この大規模な解雇について「選択の余地はない」としつつも「解雇された全員に、法的に要求されているよりも50%多い3か月の退職金が提示された」と主張しています。マスク氏が解雇された従業員と残った従業員を納得させられるのかどうかも、今後の注目ポイントとなりそうです。
*Category:テクノロジー Technology *Source:Los Angeles Times ,ews18
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元Twitter社員「仕事用PCから強制ログアウトされた」イーロン・マスク〝3,700人解雇〟の衝撃実態