ハロウィーン・パーティーが韓国で幼稚園生や小学生たちの誕生日パーティーと同じくらい重要になってから10年近くたつ。
子どもの英語教室で教育にハロウィーン祭を取り入れたことで流行したという。
大人たちにとっては若いネイティブスピーカーの英語教師たちのパーティーが影響している。
外国人が多く住むソウル市内の繁華街・梨泰院(イテウォン)がハロウィーンの聖地になったのもこのためだ。
日本も同じ理由で外国人のクラブが多い東京・渋谷がハロウィーンの聖地となった。その過程で、テーマパークや食品メーカーの商売術も介入した。
こうした事情のため、環境的な危険性もほぼ同じだ。4年前、渋谷で「クレイジー・ハロウィーン事件」と呼ばれる事件が発生した。
群集が突然、暴徒化して物をたたいたり壊したりしたほか、グループ同士でケンカするだけでは収まらず、女性に対してセクハラ(性的嫌がらせ)をする騒動を起こした。
日本人は集会・応援・祭の時に比較的秩序を守る方だ。
だが、ハロウィーンでは不祥事ばかりが無限に起こる。10月の最終週になると、日本の警察はテロ対策に準じる警備を渋谷で行う。
若者たちが集まると、熱気が度を越えることがある。酒が入ればもっとひどくなる。「覆面心理」も大きな影響を及ぼす。
ハロウィーン祭の時、多くの人々が奇怪な仮面や服装で扮装(ふんそう)する。
韓日のハロウィーンではアニメキャラクターに変身する「コスプレ」もある。
英米圏のように最小限の宗教的敬虔(けいけん)さがあるはずもない。緊張感が緩むばかりだ。常に安全が崩壊する恐れがあり、危険が潜んでいる。
【萬物相】よその文化を間違った形で受け入れた韓国のハロウィーン
https://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2022103180078
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