Q マイナンバーカードは、持ち歩いてもいいものなのか、それとも家の金庫にしまっておくものなのですか。
A マイナンバーカードを利用する便利なサービスがどんどん増えていきます。
そうしたサービスを利用するために、マイナンバーカードを持ち歩きましょう。
もちろん、落としたり無くしたりしないように気をつけることは必要です。
持ち歩く時は、銀行のキャッシュカードやクレジットカードなどと同じように気をつけましょう。
Q マイナンバーを人に見られても大丈夫なのですか。
A 大丈夫です。
マイナンバーだけ、あるいは名前とマイナンバーだけでは情報を引き出したり、悪用することはできません。
マイナンバーを使う手続きでは、顔写真で本人認証することが義務化されています。
オンラインで利用する時にも、ICチップに入っている電子証明書を利用するので、マイナンバーは使われません。
マイナンバーはそれだけではなにかできるものではありません。
Q マイナンバーカードを落とすと、ICチップに入っている税や年金、医療などのさまざまな情報が流出する可能性があるというのは本当ですか、だったら持ち歩かない方がよいのではありませんか。
A マイナンバーカードのICチップには、マイナンバーカードに記載されている氏名・住所・生年月日・性別の四情報と、顔写真、電子証明書、マイナンバーとそのもとになる番号(住民票コード)しか入っていません。
それ以外の情報は入っていません。
落としたマイナンバーカードを悪用されて、税や年金、医療などの個人情報が引き出されることはありえません。
(続く)
Q 落としたマイナンバーカードを悪用されることはありませんか。
A そもそもマイナンバーカードのICチップには、四情報や電子証明書などが記録され、機微な情報は記録されていません。
マイナポータルにアクセスする時などマイナンバーカードを利用する時には、キャッシュカードなどと同じように暗証番号が必要です。
万が一、マイナンバーカードを落としたり、盗まれたりした時でも、24時間365日、フリーダイヤルで利用を一時停止することができます。
暗証番号の入力は一定回数以上間違えると、ロックされてしまいます。
ICチップから不正に情報を読み出そうとすると、ICチップが壊れて、読み出せなくなります。
暗証番号の取扱には気をつけて、他人に教えたりすることがないようにしてください。
Q マイナンバーカードから、マイナンバーに紐付けられた自分の個人情報が流れ出ることはないのですか。
A ありません。
マイナンバー制度は、あなたの情報を1カ所で集中管理するシステムではありません。
それぞれの行政庁が、それぞれの業務に必要な情報を分散して管理、運用しています。
手続きを行う行政職員だけがその手続きに必要な情報に限ってアクセスすることができるようになっています。
また、マイナポータルから、行政機関間のあなたの情報のやりとりを確認できるようになっています。
行政機関間の情報連携にも、マイナンバーは使いません。
それぞれ独自に符号化した符号を使って、行政機関間の情報を連携させています。
だからマイナンバー一つで個人情報を芋づる式に引き出すことはできません。
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