楽天モバイルはインターネットが「無制限」で使えるという大きな特徴があります。ただ、楽天モバイルはプラチナバンドを持っていないため、電波の繋がりが悪いときがあります。楽天モバイルの電波の繋がりの悪さに不満を抱いているユーザーもいるでしょう。
そこで、楽天モバイルよりも電波が繋がりやすくて、無制限でインターネットが使える格安SIMを解説します。
*Category:テクノロジー Technology|*Source:カオナシガジェット,楽天モバイル,mineo
今回、解説する格安SIMは「mineo」です。mineoは格安SIMでは珍しくデータ無制限に対応しています。ただし、このデータ無制限には弱点があることには注意が必要です。
mineoには「1GB」「5GB」「10GB」「20GB」から容量を選べるマイピタというプランがあります。ただ、このプランを契約しただけではデータ上限があるため無制限ではありません。
そこで、活用するオプションが「パケット放題 Plus」です。このオプションを利用することによってデータが無制限になります。
パケット放題 Plusのオプション代は月額385円です。つまり、1GBの通話プランと組み合わせると月額1,683円で利用することができます。
もし、電話番号が不要なのであればデータプランの1GBと組み合わせて、月額1,265円で利用することも可能です。(2022年11月28日をもって、この組み合わせでの新規受け付けは終了します)
一方、楽天モバイルはデータ無制限を使った場合、月額3,278円です。価格面だけでみるとmineoの方が安く維持できます。
パケット放題 Plusのオプションの最大の弱点は速度です。このオプションは最大1.5Mbpsの速度しかでません。
ただし、1.5Mbpsの速度が出ていれば、YouTubeの再生やWEBサイトの閲覧程度は問題無いはずです。
1.5Mbpsの速度で何ができるのかを検証していますので、詳しく知りたい方はこちらの動画をご覧下さい。
一方、楽天モバイルは速度に制限が無いため、しっかり電波が入りさえすれば、高速通信ができます。モバイル通信で重たいことをするのであれば、楽天モバイルがオススメです。
mineoの回線は「ドコモ回線」「au回線」「ソフトバンク回線」から選んで契約をすることができます。つまり、利用環境に応じて最適の回線を選ぶことができるということです。
一方、楽天モバイルは回線を選ぶことができません。楽天モバイルは人口カバー率97%を突破しているものの、プラチナバンドが無いため建物の中などに入ってしまうと圏外になる可能性があります。
いろいろな場所で、通信がしたいユーザーはmineoの方が快適だと思います。
パケット放題 Plusは「3日間で10GB以上」利用した場合は、速度が200kbpsに制限される場合があります。
一方、楽天モバイルは公式に制限は案内されていません。
いろいろな場所で通信がしたい、速度はそこまで求めないからランニングコストが安い方がいいというユーザーは「mineo」の方がオススメです。
また、mineoには基本1.5Mbpsで通信ができて、月曜〜金曜の12:00〜13:00の間だけ速度が32kbpsになる「マイそく/スタンダード」(990円)というプランもあります。
楽天モバイルの電波の繋がりの悪さに不満を抱いているユーザーは、mineoに乗り換えるという選択肢があります。
逆に、楽天回線がしっかり入るところでのみ通信をする、速度を求める作業をするという方は「楽天モバイル」の方がいいでしょう。
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楽天モバイルよりも「安くてデータ無制限」な格安SIMとは?