メジャーリーグで殿堂入りを果たしたレジェンド投手はいま、野球から離れたキャリアを歩んでいる。
シアトル・マリナーズやアリゾナ・ダイアモンドバックスなどで活躍し、最優秀投手賞にあたる「サイ・ヤング賞」を5度も受賞した、ランディ・ジョンソン氏だ。
いまはプロのフォトグラファーとして活動している。
ビジネスインサイダーのソフィー・クリーマン氏が、カメラを構えるジョンソン氏の過去写真をツイートし、元メジャーリーガーのセカンドキャリアに注目が集まっている。
投稿されたのは2011年の写真。プロアメリカンフットボールリーグNFLのダラス・カウボーイとアリゾナ・カーディナルズの試合で、一脚をつけた望遠レンズカメラを構えるジョンソン氏が写っている。NFLフォトグラファーと書かれた、メディア用とみられるベストを身につけている。
ジョンソン氏は2010年に引退後、フォトグラファーに転身。スポーツやコンサート、風景写真などを撮影しており、公式サイトもある。
公式サイトによると、ジョンソン氏は南カリフォルニア大学での学生時代に、フォトジャーナリズムを専攻。メジャーリーガーになった後も「20年に渡って野球が職業になったが、写真愛は忘れることはなかった。2010年の引退後、自分の関心をこの情熱へと戻すことができた」と記している。
「世界をめぐり、美しいアフリカのサファリやモータースポーツ、何人もの著名なミュージシャンなど、貴重な人物や瞬間を収めることができました」と紹介。
自身が撮影した写真が、ローリングストーン誌などの音楽誌で特集されたと伝えている。
フォトグラファーとして活躍するランディ氏を捉えた写真の数々を紹介する。
ジョンソン氏は、長身から繰り出される豪速球が武器で、「ビッグユニット」の異名で親しまれた左腕。通算303勝、歴代2位となる通算4875奪三振を記録。最優秀投手賞にあたる「サイ・ヤング賞」を5度受賞した。
メジャーリーグを代表する投手で、2015年に殿堂入りを果たした。
オリジナルサイトで読む : ハフィントンポスト
「野球が職業でも、写真愛を忘れなかった」大リーグのレジェンド投手は、写真家になっていた(画像集)