台風17号が発生へ。小笠原諸島や伊豆諸島に影響を及ぼす可能性

台風に変わる可能性がある熱帯低気圧の予想経路図

2022/09/25 16:43 ウェザーニュース

9月25日(日)15時、気象庁はマリアナ諸島にある熱帯低気圧を解析し、24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。次に台風が発生すると「台風17号」と呼ばれます。

小笠原諸島や伊豆諸島に影響を及ぼす可能性があります。今後の情報にご注意ください。

▼熱帯低気圧 9月25日(日)15時
 中心位置   マリアナ諸島
 移動     北北西 ゆっくり
 中心気圧   1004 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s
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小笠原近海へ北上 島嶼部に接近の可能性も

この熱帯低気圧の進路予報をみると、26日(月)〜27日(火)にかけて小笠原近海に北上して、父島などに近づく可能性があります。進路や発達の程度次第では島嶼部で暴風や強雨による荒天や、波の影響をもたらすおそれがあるため注意が必要です。

また、進路次第では八丈島や青ヶ島など伊豆諸島の南部にも影響を及ぼすことも考えられます。今後の情報を注視するようにしてください。

28日(水)以降は進路を東寄りに変えて、日本からは離れる見通しです。本州方面には荒天をもたらすような影響はない見通しです。
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9月は8月に次いで発生数が多い

平年の台風発生数

今年9月はこれまでに台風が5つ発生していて、次に台風が発生すると今月6番目で、台風17号と呼ばれることになります。

9月の台風発生数の平年値は5.0個で、8月に次いで台風発生の多い月です。秋はジェット気流の位置の変化などにより、本州方面に影響を及ぼす台風が多い時期になります。台風への備えをしっかりとしておいてください。
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