1984年公開の大ヒット映画『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で、考古学者インディ・ジョーンズを演じたハリソン・フォードと、その若き相棒・ショート役で人気を得たキー・ホイ・クァン。
2人が38年ぶりに再会を果たし、話題になっている。
フォードとクァンが再会したのは、9月10日に行われたディズニーファンのためのイベント「D23 ExPO 2022」でのこと。
この日、『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5弾作品の映像が初解禁となり、フォードもイベントにサプライズ登壇した。40年以上続く名作シリーズで主演を務めてきたが、フォードは「これで最後のインディになる」と宣言した。
実は同日、D23の開催にあわせて、クァンがディズニー傘下のマーベル・スタジオ制作のドラマ『ロキ』のシーズン2に出演することも発表されていた。
クァンは、バックヤードと見られる場所でのフォードとの2ショット写真をインスタグラムに投稿し、こうコメントした。
「“大好きだよ、インディ” インディ・ジョーンズとショート・ラウンドが38年の時を経て再会しました」
「大好きだよ、インディ」とは、『魔宮の伝説』でクァン演じるショート少年がフォード演じるインディ博士を救うシーンで放たれるセリフで、同作の名シーンの一つでもある。
写真では、クァンはフォードに両手を回して抱きつき、フォードも肩に手を回し、満面の笑みを浮かべている。
この再会には、多くの映画ファンや映画監督・俳優らも反応。『スター・ウォーズ』シリーズでフォードと共演する俳優マーク・ハミルは、2人の写真をツイッターに投稿し「再会って本当にうれしいものだよね」とコメントし、22万以上の「いいね」が寄せられた。
中国やベトナムにルーツをもつキー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー・クァンの名前でも活動)は、『魔宮の伝説』の翌年1985年には、『グーニーズ』にも出演。発明が趣味で、科学に関する膨大な知識を持つことから「データ」と呼ばれる少年リッキー・ワンを演じ、絶大な人気を得ていた。
子役としての活躍後は映画の作り手側となり、アメリカやアジアの映画を中心に、武術指導やスタントコーディネーター、通訳などを担当。
近年では俳優業に復帰しており、気鋭のスタジオA24製作の『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』ではミシェル・ヨーと共演。『ロキ』での役柄は明かされていないものの、クァンの再びの俳優活動に注目が集まっている。
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「インディ・ジョーンズ」の元人気子役が38年ぶりに“博士”と再会。笑顔で抱きつく2ショットがエモすぎる