9月8日に行われたAppleイベント「Far Out」にて、「Apple Watch Series 8」「Apple Watch SE」が発表されました。さらに今回、新たなハイエンドのラインナップとして「Apple Watch Ultra」が発表されています。
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Apple Watch Ultraは、その名にふさわしい強力なスペックを備えています。49mmのチタン製ケースには、Apple Watch史上最も明るい2,000nitsのディスプレイ(従来モデルの2倍の明るさ)を搭載。屋外でもよりクッキリと情報がディスプレイに表示されます。
ケースはチタニウム製で、100メートルの耐水性能とIP6X等級の防塵性能を備えています。また、-20度から55度という幅広い環境でも動作するタフネス使用です。
右側面には、より頑丈で高性能な大型のデジタルクラウンを搭載。ケースの出っ張りが増し、ボタン部分を強力に保護しています。
左側面には、オレンジのアクションボタンを搭載。このボタンはカスタマイズ可能で、ワークアウトなどへのショートカットを設定できます。また、より大音量の出力が可能なスピーカーも搭載しており、緊急時には警報で人を呼ぶことも可能です。
音声通話での音質を向上させるための3つの内蔵マイクも搭載され、高度な風切り音低減アルゴリズムによって通話時にクリアで明瞭な音声を届けられるのも特徴です。
その他、新しいダークモードやコンパスを内蔵したWayfinderウォッチフェイス、水深計など、様々なセンサーを備えています。また、36時間と非常に長いバッテリー駆動時間も特徴で、低電力モードを利用すれば60時間の連続使用も可能になっています。
このようにまさに「Apple Watch史上最強」といえるApple Watch Ultraですが、その最大の弱点が重さです。Apple公式サイトによれば、バンドを含まないケースのみの重量で61.3g。「Apple Watch Series 8」の41mmモデルの約2倍というとんでもない重さとなっています。
いくら良い腕時計でも、邪魔になってしまえば本末転倒。特にランニングや普段遣いなどでの利用も考えている方は、ポチる前に店舗などで実際に装着してみたほうが良さそうです。
Appleは登山家や、ダイバー、ランナーに向けた異なるバンドを提供しており、それぞれアルパインループバンド、オーシャンバンド、トレイルループとして発売しています。Apple Watch Ultraの価格は124,800円からで、すでに予約受付が開始されており、9月23日に発売される予定です。
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史上最強「Apple Watch Ultra」にみえた最大の弱点