自身でアクションもこなすことで有名な、米俳優トム・クルーズさん、60歳。リークされネットで拡散されたプロモーション動画でのアクションの過激さが話題となっている。
エンタメ誌Entertainment Weeklyによると、この動画は4月に開催されたシネマコンという映画業界のイベントで、『トップガン マーヴェリック』を紹介する際に使用されたもの。それが9月頭にSNSで拡散されたという。
クルーズさんは動画で、飛行中の複葉機の座席付近にしゃがみ、こう話す。
「ハイ、みんな!一緒にそこに参加したかったです。うるさくてごめんなさい。見ての通り、僕らは『ミッション:インポッシブル』の最新作を撮影中なんです。今は南アフリカの素晴らしいブライデルバーキャニオンの上にいます」
屋根はなく、ヘルメットさえ着けていないクルーズさんは強い風を受けているのが分かる。
隣にやってきたもう1機に乗っていたのは、『トップガン・マーヴェリック』の脚本家で『ミッション・インポッシブル』最新作の監督であるクリストファー・マッカリーさん。
マッカリーさんは「皆さん、こんにちは」と挨拶すると、「邪魔して悪いが、そろそろ出発だ。(撮影のための)光がなくなってきた」とクルーズさんに語りかけた。
するとクルーズさんはその場で立ち上がり、最後に視聴者に「素晴らしい夏を」と声をかけ、2機はそのまま地上に向かって急降下していった。
この手に汗握る動画は、俳優で映画監督のスティーブン・フォードさんなど数人がSNSに投稿した。
全てのスタントにおいて、これまでの自分を超越しようとするクルーズさんのミッションについて、共演者のサイモン・ペッグさんは感心すると共に心配しているという。
ペッグさんは「SoHo House」の6月のインタビューで、「トム・クルーズには(危険な撮影などを代わりに行う)スタントダブルがいない」と語っている。
「彼が実際にバイクで崖から飛び降りたり、地上から100メートルでパラシュートを開いたりすることで、本物であればこそのスリルが味わえます。観客はゾッとするでしょう」
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、アメリカでは2023年7月14日公開予定。日本で公開されることも決まっている。
ハフポストUS版の記事を翻訳・編集・加筆しました。
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最後まで見て。トム・クルーズの空中アクションに背筋が凍る【動画】