(略)
○島嶼防衛用高速滑空弾(早期装備型)
島嶼防衛用高速滑空弾については、防衛装備庁(ATLA)が2019年に発表した以下の資料が詳しいでしょう。島嶼防衛用高速滑空弾は「早期装備型」のブロック1と「性能向上型」のブロック2に分けて同時開発されています。
島嶼防衛用高速滑空弾ブロック1・・・機動式弾道ミサイル ※量産開始
島嶼防衛用高速滑空弾ブロック2・・・極超音速滑空ミサイル
ブースターロケットを一部で共通化しますが、事実上ブロック1とブロック2は別種のミサイルになります。
[PDF]島嶼防衛用高速滑空弾の現状と今後の展望 | 防衛装備庁
https://www.mod.go.jp/atla/research/ats2019/doc/fukuda.pdf
射程は公表されていませんが、ブロック1は射程500kmあれば沖縄本島から尖閣諸島を直撃可能になります。尖閣諸島を狙う場合は射程300kmでは石垣島や宮古島に前進配備する必要があり、防御を考えると長期間の展開維持が難しく、おそらく射程500kmを与えて沖縄本島に配備したいでしょう。
島嶼防衛用高速滑空弾ブロック1の開発は平成30年度(2018年度)から始まっていて本来は令和7年度(2025年度)から実戦配備予定でした。これが来年の令和5年度(2023年度)に量産開始が前倒しされます。
島嶼防衛用高速滑空弾ブロック2は、ブロック1よりもブースターロケットが追加されて二段化し、滑空弾頭部分は先進的なウェーブライダー形状となって、完全な極超音速滑空ミサイル(HGV)となるイメージ絵が示唆されています。機動性と射程が大きく向上するでしょう。もし射程1000kmあれば、九州や沖縄から大陸の航空基地を攻撃できる性能になります。
(略)
https://news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/20220901-00312978
我が国の防衛と予算-令和5年度概算要求の概要-
https://www.mod.go.jp/j/yosan/yosan_gaiyo/2023/yosan_20220831.pdf
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